早く結婚したいと焦る人ほど陥りがちな婚活地獄。
毎月婚活パーティーに通いつめ、マッチングアプリでアポを取り続け、まるで出口のない迷路を彷徨っている気分。
「ただ運命の人と出会いたいだけなのに……」
「何年も婚活を続けているうちに病んでしまった」
婚活アドバイザー・ナツさんの元には、そんな婚活上級者の女性から悩み相談が寄せられています。
たくさんの女性にアドバイスをしてきたナツさんに、婚活地獄からの抜け出し方を教えたいただきました。
婚活地獄・婚活疲れに陥ってしまう人の特徴は?
婚活を真面目に頑張っている人ほど、婚活地獄に陥ってしまいがちですよね。
今ならマッチングアプリを頑張りすぎている人かな。
婚活ってソシャゲ(ソーシャルゲーム)のガチャに似ているんです。
婚活を長く続けている人ほど、「この人良いな」って思っても「次はもっと良い人がいるかも……いやその次にもっと良い人が……」となってしまいます。
次に望みをかけすぎて、良い人の感覚が麻痺してくるんですよ。
婚活迷路に迷い込んでしまった人は、「100点の男」を求めがちです。
引っ越しの物件探しに置き換えてみましょう。
良い物件が見つからないと、少しずつ条件を下げていきますよね?
家賃上げてみようかな……駅近じゃなくてもいいかな……部屋が狭くてもいいかな……って。
でも、婚活をしているとその「条件を下げる」が出来なくなってしまうんですよ。
「ここまで結婚を待ったんだから、最高の男を捕まえたい!」と思ってしまう。
だから迷路に迷い込んでしまって、婚活疲れで病んでしまうんですね……。
婚活地獄から抜け出すためには「休み」と「振り返り」が必要
まずは、少し婚活をお休みして自分の点数を考える時間を作ってみてください。
結局、みんな「100点の男」を選びたいんですよね。
でも100点の男は100点の女がいいんです。
なので、今の自分は何点なんだろう? 何が足りないんだろう? って考えてみる。
「私ってどんな人?」って友達に聞くのも良いかもしれません。
そうですね。100点に近付く条件は人によって違います。
容姿かもしれないし、知識かもしれないし、品位かもしれない。
自分がどんな女性に憧れるかってところから考えてみると良いです。
私が思うに、「自分がどうやったらもっと輝けるか」を考えたほうが建設的なんですよね。
自分磨きを頑張った分だけ魅力は上がっているので、努力が婚活に反映されなくても落ち込みにくくなります。
相手に合わせると、別れた時に努力した時間も手間も無駄になります。
「私あの人に嫌われたから終わりだ……」って病んでしまうと最悪ですよね。
元カレ忘れられない病の人にありがちです。
身長170以上は絶対だなって。
これだけは譲れない! って条件を持っているのも大事ですよ。
絶対に譲れない条件とこれだけは妥協できるなって条件を分けられていなくて、全部ごちゃまぜになっている人が多いんです。
分けて考えないと運命の人は探しにくいです。
最後に、婚活女性に応援メッセージをお願いします!
婚活疲れしていると、良い人がいても見逃しがちです。
疲れてしまったら少しお休みして、自分のための時間を過ごしてみてください!
婚活アドバイザー・ナツさんのコラム連載が決定!
2回にわたって悩める婚活女性にアドバイスをくれたナツさん。
なんと、ナナミルでのコラム連載が決定しました!
実は波乱万丈な人生を送ってきた彼女。
仕事・恋愛・結婚・離婚・育児と、幅広い話題を独自の目線で語っていただきます。
ナツさんによるコラムは隔週公開予定です。
皆さんお楽しみに!
大学院で歴史学を研究しつつフリーライターとして活動中。研究してない研究者代表。
福岡県出身。関西に魂を売ってしまった女。
小難しい話はもちろん、美味しいもの・可愛いもの・キレイなものが好き。
「日本全国、隣町」を掲げるアクティブ人間。