飲食店の未来のカタチをグルメブロガーが予想する【生き残る飲食店とは?】

社会・経済

名古屋を中心に年間365日外食しているグルメブロガーをぺ(@umaimonoblog)です。

2020年5月現在、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、人々が外出自粛を行っている事により、飲食業界は大打撃を受けています。

ステイホームが叫ばれるこの時代、
動きの早い飲食店は、通販事業やお弁当のテイクアウトなど、店舗売上以外の道を模索しています。

この記事では、グルメブロガーとして今後、飲食業界がどうなっていくのかを考えた記事です。

新型コロナウイルスによる飲食業界への影響を振り返る。

以前投稿した「飲食店における新型コロナウイルスの影響を数字でお伝えしよう」という記事内にまとめた状況を再確認することからはじめたいと思います。

新型コロナウイルスの始まり頃から今までの飲食店の状況

新型コロナウイルスの危険性が本格的に認知されたのは、2020年1月31日に世界保健機関(WHO)が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態 (PHEIC)」を宣言したことに始まります。

日本では、新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるために、4月7日に「緊急事態宣言」が出されました。当初の対象地域は東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県。
17日からは全国に拡大し、北海道や愛知、京都など新たに6道府県を加えた13都道府県を「特定警戒都道府県」と位置づけ、該当地域の人々へ、不要不急の外出を極力控えるように要請しています。

そこから2月、3月、4月と3ヶ月間の期間、飲食店を取材しました。

営業自体をやめた…25軒(35.2%)
営業時間の短縮営業…31軒(43.6%)
56店舗(78.8%)が休業・短縮営業など、営業形態の変更を余儀なくされています。

25軒(35%)の飲食店が休業中。街なかの飲食店の3軒に1軒はお店を閉めているという驚異の数字です。

参考:飲食店における新型コロナウイルスの影響を数字でお伝えしよう

3軒に1軒の飲食店は、休業を余儀なくされています。

飲食店はお店を運営するために家賃やさまざまなリースを毎月固定費として支払っている中で、営業自体ができないことは、お金が出ていくだけになるという死活問題。
そこでテイクアウト・通販事業に力を入れ始める飲食店が増えているということです。

飲食店のカタチが変わりつつある

今回の新型コロナウイルスによる影響で、店舗の営業自粛により多くの飲食店が閉業に追い込まれる可能背がある。後継者のいない一部の飲食店では、このタイミングで店を閉めるというところもあるようです。

また、今までテイクアウトや通販事業を行ったことのない飲食店が、積極的に中食であるテイクアウト・通販事業に手を伸ばしている状況で、売れるお店、売れないお店の差が開くことが予想されます。

今後の生き残っていく飲食店のカタチを考えてみました。

飲食店の未来のカタチをグルメブロガーが予想する

多くの飲食店が営業スタイルを変えたり、閉業したりと大きく時代が動くと予想されます。

グルメブロガーとして、未来の飲食店は何を求められるのか考えてみました。

飲食業界に求められるものはなにか?4つのポイント

今後の飲食業界・飲食店に求められるものはなんだろう?筆者は以下のポイントだと考えています。

  1. 専門性の高い料理・価値の提供
  2. そのお店でしかできない体験の提供
  3. 社交場としての価値の提供
  4. 消費者にとってより便利な価値の提供

 

専門性の高い料理・価値の提供

専門性の高い料理・価値とは、2つの例をもとにお話しましょう。

  • 高級店
  • 〇〇料理専門店

高級店は、このシェフの料理を食べに行く。ここでしか食べられない。といった利用動機をはっきり内包するわかりやすい例です。

〇〇料理専門店は近年増えてきた、専門店特化することで他店と差別化するという戦略です。
チーズ料理が食べたい→チーズ専門店に行くというユーザーのニーズに対して敏感に呼応していく業態です。流行とともに〇〇料理の内容が変わっていくことで、常にユーザーの利用動機を刺激します。

利用動機の明確な高級店・〇〇料理専門店は今後も生き残っていくと考えられます。

 

そのお店でしかできない体験の提供

例をもとにお話しましょう。
わかりやすいものはインスタ映えの飲食商品。
飲食業界には、肉ケーキやそば打ち体験、このようなユーザーにとって食べること自体が目的ではない価値の提供も求められています。

”アクティビティ(遊び・体験)としての食”
今後、食に求められるキーワードになっていきます。

社交場としての価値の提供

今後、世界の情勢がリモートワークやネット上でのビジネスのやり取りが増えると、会社帰りの居酒屋利用の需要は減っていくことが予想されます。

その中でも必要とされる飲食店は、社交場としての価値の提供
飲食店に求めるキーワードとして、人と人のコミュニケーションが挙げられます。

居酒屋の大将と話す、スナックのママに話をきてもらう、常連さん同士で一緒に呑む。
そのような社交場としての価値の提供も、ほそぼそとしたニーズは無くならないでしょう。

消費者にとってより便利な価値の提供

筆者は最強の飲食店はコンビニエンスストアだと考えています。
24時間営業。予約も不要。価格はリーズナブル。チンするだけで自分の料理よりも美味しい。

飲食店に求められる、美味しいものを気軽に、という利用動機は既にコンビニエンスストアに取って代わられています。

より便利に、より気軽に。ユーザーのニーズに対して、
飲食店もより便利になっていくほかありません。

便利なものに対価を支払う現代においては、飲食業界もテイクアウトだけではなく、デリバリー配達や冷凍商品の通販など、より消費者にとっての便利を追求していくことになるでしょう。