八方美人をやめたい……!対人関係でストレスをなくす克服法

トレンド・コラム

 

「あなたは八方美人だね」と言われたことはありますか?

自分なりの人間関係の構築のつもりなのにそんな風に言われて辛い思いをしたことがある人もいるかも知れません。

 

しかし、八方美人は本当に悪いものではありません。

社会人においてとても重要なスキルでもあるのです。

 

今回は、そんな八方美人について見ていこうと思います。

克服法などもご紹介しますのでぜひ最後までご覧ください!

八方美人とは?

まずは、八方美人の意味について見ていきましょう。

 

今、八方美人という言葉は「誰からもよく見られようとしている人」を指して使うことが多いです。

しかし本来、八方美人は『欠点のない美人』ということを指す言葉でした。

時代によって言葉の意味合いが変わってきたんですね。

 

今回は、今の時代に使われる「誰からもよく見られようとする人」を指す八方美人について考えていきます。

「八方美人」は色々な嫌味の言い換え

「八方美人だね」と言われたらなんとなく、嫌な気持ちになりますよね。

八方美人と相手が言うときに込められる”嫌味”は色々なものがあります。

 

・人の考えや意見に合わせすぎるので自分がない

・人に好かれるために良い自分を作っている

・本音を隠して人の意見に合わせるため話がブレる

・本音がわからないので信用できない

 

このように、「その人自身の考えが見えないために信用できない」という意味で使われることが多いのです。

本来、人に合わせて話をすることは悪いわけではありません。

しかし、全く本音や意見が出てこないと「信頼されていないのかな」と不快になってしまうんですね。

八方美人の心理

八方美人の人たちは、基本的に「相手に嫌われたくない」という気持ちで人に接しています。

それは相手を不快にしないためでもありますが、なにより自分のことを悪く思われたくないために周りの意見に合わせる場合が多いです。

 

また、コミュニケーションに不安がある人も八方美人になりがち。

「こんなこと言ったら嫌われるかも」「こういうこと言ってもいいのかな」と、自分の言動に自信が持てず相手に合わせるようになります。

八方美人って悪いこと?

では、八方美人は悪いことなのでしょうか?

決してそんなことはありません。

 

社会で生きていく上で、協調性をもって人と接することはとても大切なこと。

八方美人の人は、平和主義で「相手に嫌な思いをさせないため」に自分を抑えることに優れているのです。

 

八方美人も、自分の考えが無いわけではありません。

しかし素の自分を出すのではなく、相手に話を合わせることで空気を壊さないようにしているわけです。

 

本人の処世術という意味もありますが、周りの人の気持ちを考えるからこそ八方美人になります。

優しさのあらわれとも言えますよね。

八方美人の長所・短所は?

では、八方美人でいることの長所や短所はどういったものがあるのでしょうか?

八方美人の長所

八方美人の長所は、前述したとおり協調性があること。

自分の意見を否定的に聞かれることは、誰でも気持ちの良いものではありません。

 

その点、八方美人の人は基本的に相手の考えに同調するため、相手は一緒にいて楽しい・気持ち良いと感じるでしょう。

自分が苦手なタイプの人であっても八方美人の人は上手に相手に合わせます。

そのため揉め事も少なく、会社などで活躍するスキルです。

八方美人の短所

逆に、短所はその協調性がありすぎた場合に起こります。

どんな人にも本音を言わず常に相手に合わせていては、周りの人が「私のこと信用してくれていないのか」と感じてしまいます。

本音で話せる友達ができにくいのも短所だといえるでしょう。

 

また、相手に悪意があるようなときは要注意。

自分は思っていないことだったとしても、相手の悪口に同調した場合「あの人こんなこと言ってたよ」とねじ曲がって噂が広がる可能性もあります。

全てにおいて同調していると、思わぬトラブルに巻き込まれてしまうこともあるのです。

八方美人を克服する4つの方法

では、「八方美人を直したい」と考えている人はどのようにすればよいのでしょうか?

克服方法は大きく分けて4つあります。

上手に意見を言う方法を考える

相手に頼まれたら断れない、相手の意見を全部肯定してしまう。

八方美人の人は、そのような自分に疲れてしまっていることもあります。

 

そこで試してほしいのは「上手に自分の意見を言う方法を考える」ことです。

 

例えば、

・基本的に相手の意見を肯定してから「こういう方法もあるよね」と補足的に自分の意見をいう

・相手のやり方・考えを褒めた上で「私ならこういうこともしてみたいかも」と自分の考えをいう

など相手に不快感を与えずに自分の意見を言える方法を見つけてみましょう。

気遣いの頻度を変えてみる

全ての人に好かれたい・嫌われたくないと考えてしまうのが八方美人。

しかし、世の中には自分にとってどうでもいい人が必ずいるはずです。

そんなどうでもいい人に気遣うよりも、自分の大切な人のために自分の優しさを使ったほうが良いでしょう。

 

会社などの場では難しくても、プライベートな場では自分が好かれたい人にだけ気遣うようにしてみるのがおすすめです。

人から嫌われたくないという気持ちをなくす

八方美人の人は「嫌われたくない」という気持ちで行動します。

しかし、どんな人であっても人は全てのひとに好かれるなんてことはできません。

大人気の俳優やアイドルにも、アンチが1人は絶対にいます。

 

仕事でも頼まれたものを断れず余計な仕事が増えたり、プライベートでも苦手な人から好かれてしまったりしているとストレスが溜まる一方。

 

行動原理を「嫌われないために」ではなく「自分がしたいから」という方向に少しずつ変えていきましょう。

ただ「嫌われないために」ではなく、「この人の喜んでいる顔が見たい」と思えるときに動くようにするだけでストレスを感じる頻度も少なくなりますよ。

自分自身を知ること

八方美人でいると他人からの評価が全てになってしまい、自分自身の考えが見えなくなってくることがあります。

自分のことを自分で理解していないと、自分自身が何を考えているのか分からなくなりますよね。

 

まずは、自分自身がどういうことを好きか、嫌いか、どういった意見を持っているのかを改めて考えることから始めましょう。

自分自身の考えと向き合えるようになれば、相手に不快感なく意見を述べる方法も少しずつ見いだせるはずです。

まとめ

八方美人は、長所も短所もあります。

八方美人の人が「変わりたい」と考えなければ無理に自分の生き方を変える必要はありません。

 

しかし、ストレスなく人間関係を構築するためには自分の考えを表現することも大切。

今すぐ変わるのは難しいことですが、まずは自分自身を知ることからはじめてみましょう!