仕事のLINEがうざい!上手く対処した人の体験談をまとめてみた

仕事の悩み

 

SNSや携帯アプリが発達し、多くの会社が社内コミュニケーションとしてLINEを取り入れています。

確かに、LINEでの連絡はメールよりも手軽で使いやすいもの。

 

しかし、

「休みの日にも会社からLINEがきてうざい!」

「プライベートアカウントなのに会社に侵食されている気がする!」

と新たなコミュニケーションツールに悩みを抱えている人も少なくありません。

 

そこで今回は、仕事のLINEに悩む人必見!

実際に、悩みを解消することができた「うざいLINE事情から抜け出した人」たちに実体験を聞いてきました。

 

LINEがウザい理由などに合わせてご紹介しておりますのでぜひ参考にしてみてくださいね。

仕事でLINEのやり取りは必要?

仕事をするときに、LINEでのやり取りを必要とする会社も増えてきています。

 

LINEの利用を推奨している会社は、

  • 業務連絡
  • 連絡網

などを円滑に行う意図で使用していることが多いでしょう。

 

メールよりも簡単に連絡がとりやすく、電話よりも手軽で通知にも気づきやすいため、LINEを利用することが当たり前になっている会社も多いです。

 

しかし、プライベートの連絡ツールでもLINEを使っている人にとってはたまったもんじゃありません。

家に帰ってからの時間や、休日に仕事のLINEが目に入るだけで気が滅入ってしまいますよね。

仕事LINEに存在する理不尽なルール

LINEを使うことは自分のスマホ、プライベートアカウントを使って連絡をとっているということ。

本来は、自分のペースで上手く仕事のLINEと付き合っていきたいはずです。

 

しかし会社によっては、とんでもない理不尽なルールが存在します。

既読をつけたらすぐに返信

LINEはトークルームを開くと「既読」がつきますよね。

自分のスマホを使っていると、通知がきてすぐに読む人も少なくないはず。

とはいえ、プライベートな時間にLINEを返信する義務はありません。

 

しかし、理不尽な上司は「既読をつけたらすぐに返信するのが常識だ」とLINEの返信を義務化してくるのです。

休みでも、プライベートの時間でも関係なく返信を強要されます。

 

なかには、「既読をつける時間が遅い」ことを注意するような会社も。

プライベートの時間まで”即レス”を求められていては、休んだ気になれませんよね……。

目上の人にはスタンプを使わない

LINEには、コミュニケーションツールのひとつとして「スタンプ」があります。

”よろしく”、”了解”、”おはよう”などの使い勝手のよいスタンプも多く、プライベートでは利用してる人も多いでしょう。

 

しかし、理不尽な仕事場では上司や目上の人に対してのスタンプ利用は禁止。

たとえ、敬語を使っているようなスタンプでも必ず文字を打って返信することが必要だとされるのです。

 

ラフにコミュニケーションを取れることがLINEのメリットにもかかわらず、メールと変わらないような”きちんとした敬語・文章”でのコミュニケーションを求められます。

アカウントが本名じゃないことに怒られる

LINEのアカウント名を、本名ではなくニックネームで登録している人も少なくありません。

親しみを持ってニックネームにしている人もいれば、本名をあまり知られたくない人がいるからニックネームにしている人もいて、理由はさまざま。

 

しかし、理不尽な会社では仕事で使うからという理由で「本名でなければ連絡が取りづらい」と指摘をしてくるのです。

プライベートなアカウントで、変更の義務はないはずですが「仕事する上で本名を名乗るのは常識」などの指摘で、本名への変更を強要されてしまいます。

理不尽なルールは便利なLINEを”うざい”に変える

LINEの利便性に関しては、多くの人が理解しています。

 

・ラフにコミュニケーションが取れる

・グループを組んで連絡が取りやすい

・業務連絡が速やかにできる

と、仕事で使う上でも便利なのは間違いではありません。

 

しかし、会社での理不尽なルールはそれらの利便性を”迷惑”に変えてしまうのです。

 

 

・ラフにコミュニケーションが取れる→スタンプなどを使えないことによって機能していない。

・グループを組んで連絡が取りやすい→休日や帰宅後の時間も活発に動いて気が休まらない。アカウント名が本名でないと、誰かわからないと言われる

・業務連絡が速やかにできる→休日や帰宅後の時間にも連絡が来て、すぐに対応するように強要される

 

このように、LINEの良い点がすべて”うざい理由”にかわってしまっています。

 

業務が速やかに行いストレスが軽減するはずのLINEで、違ったストレスを感じ仕事が嫌になってしまっては本末転倒ですよね。

【体験談】仕事のLINEがうざいときの対策

では、仕事のLINEがうざいときはどのように対策するのがよいのでしょうか?

今回は、うざい仕事LINEの対策が成功した方の実体験を聞いてきました。

 

同じようにLINEがうざいことに悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

休日・業務時間外に連絡が来る場合

僕が働いていた会社では今までメールでのコミュニケーションが主流でした。

しかし、LINEを使ってみようと話になり部署でグループLINEをつくることに。

はじめは消極的だった上司も、使い始めると「意外と使いやすい」と喜んでいたのですが……。

次第に休日や業務時間外にもマメに連絡を入れてくるようになりました。

はじめはプライベートな世間話だったので「寂しいのかな」と大目に見ていましたが、どんどん休日に仕事の話をすることも増えてきました。

 

グループLINEでの連絡のため、全員が返信をしなくてはなりません。

職場の皆もストレスを感じていたので、皆で相談してあるルールを決めました。

 

それは、休日・業務時間外の連絡にはどんな内容でも「業務時間内に確認します」と連絡を入れることです。

「◯◯はどうなってる?」「◯◯について調べて」など、どんなLINEでも「業務時間内に確認します」とだけ返信をするようにしました。

 

すると上司も、”業務時間外に連絡をいれてしまっていた”事実にようやく気付いたようです。

本人も、プライベートなLINEを送っていた感覚で業務連絡をいれていたようで反省していました。

(29歳/男性/会社員)

ポイント

LINEを普段から使いこなしている若い世代とは違い、上司の世代はLINEをよくわかっていない場合があります。

使い始めるとその便利さや手軽さにハマって、たくさん連絡をしてくる人もいるようです。

 

プライベートな連絡だけでもストレスを感じてしまいますが、仕事の内容となるとストレスはさらにかかってくるでしょう。

 

そんなときは、「今は休みなのでやりません」としっかり意思表示をすることが大切です。

 

本来、業務時間外に社員の行動を制限することはできません。

会社側からプライベートな時間のLINEについて指摘を受けても、それはお門違いな指摘なのです。

 

とはいえ、職場の人間関係もないがしろにはしにくいですよね。

まったく無視したり、やらない意思表示をイヤミっぽく出したりするのではなく、「業務時間内にはやるけど今はやめてほしい」ということを遠巻きに伝えてみましょう。

うざい内容のLINEが頻繁に届く場合

会社のやりとりは基本LINEです。

部長の位置にいた私は、提携先のいろいろな会社ともグループLINEに所属していたのですがその中でも厄介なのが子会社の社長を含む”社長室グループ”でした。

子会社の社長は、会ったときもとても横柄な態度の人でLINEでもその姿勢は変わりません。

本人が決めた決定事項もコロコロと意見を変える上に、こちらを責めたような主張で何時間もネチネチと連絡をしてきます。

業務時間内だけでもストレスを感じるようなLINEでしたが、土日に限らず深夜2時頃まで連絡をしてくるためストレスが気が狂いそうに。

良くないこととはわかっていましたが、どうしても許せずに思い切ってグループを退会しました。

 

同グループに入っていた周りの人は心配して連絡をしてくれましたが、当の本人は原因がわかるからか連絡をしてきません。

会ったときには普通ににこやかに話をしていれば、相手も触れにくいようで会ったときにも何も言われませんでした。

 

諸刃の剣になりますが、多少の自覚を持っている上司や先輩には有効な手だと思います。

(30歳/女性/会社員)

 

ポイント

LINEグループが理由で会社を辞めたい位にストレスを感じている場合は、LINEグループの退会を検討しましょう。

会ったときに普通にしていれば相手もLINEについてはせめにくいと感じるようです。

 

ただし、いきなり辞めるのは周りからの印象もあるので気になる人もいるかも知れません。

そういった場合は、先に周りへLINEグループがストレスに感じているということを相談しておくと良いですよ。

 

なかには人の気持ちが読めない上司もいるため、本人から「どうしてLINEグループを辞めたんだ」と言われる可能性もあります。

そういうときには、「LINEがどうしても苦手で」と”誰のせい”とは言わずに理由を述べておくのが無難です。

即レス・即既読を求められる

うちの会社は、LINEは「即レス・即既読」がルール。

業務時間内だけでなく、どれだけ夜中でもレスがなければ電話までかかってくるブラック部署でした。

 

あまりにもひどく夜がねれなくなってしまったため、人事部に相談しました。

すると、専務にまで話があがったようで部署全体に注意が。

無事に全員のプライベートな時間が確保されました。

 

夜中まで連絡してきていた部長はしばらく犯人探しをしていましたが、人事が口を割らない限りは確証もないため特にお咎めなし。

ちゃんと相談してよかったと思いました。

(33歳/女性/会社員)

ポイント

会社は、プライベートな時間を会社のために使うよう強要することはできません。

そのため、プライベートな時間にLINEに対し即レスは守らなくてはいけないことではないのです。

 

しかし、会社での人間関係から無視することは難しいかもしれません。

その場合は、人事部に相談してみましょう。

 

近年は、パワハラやセクハラなどの対策で人事部も部署での人間関係に対して敏感です。

きちんと相談をすれば、対処してくれるはずですよ。

まとめ

社内コミュニケーションを円滑にしようとLINEを取り入れている会社は多いです。

しかし、上司からのLINEがストレスになっている人も少なくありません。

 

ストレスで会社自体が嫌いになってしまう前に、できることから対処をしていきましょう。

 

それでは!