最近Kindle Unlimitedに加入しました。
独立に向けての知識を学ぶために、安い自己投資だと思って勢いで登録。
amazonが提供している書籍・コミック・雑誌の読み放題サービス。
スマホやタブレットなどの様々な端末で利用でき、いつでもどこでも月額980円(税込)で読書が楽しめる。
いろんな本が読めるので、気に入って使っていますが、
読んでいると「専門外の人が書いているんだろうな」と感じる本も結構あります。
おそらくKindleの仕組み的に、出版のハードルが低いのでしょう。
誰が書いているかは気にせず、マーケティング・ブランディングの本はできるだけ全部読むようにしているのですが……
ついつい、ツッコみたくなることがあるんです。
成功している人だけがインフルエンサーなの?
SNSしかり、ブログしかり、今インフルエンサーとして活躍してる人を思い浮かべると
すごい実績の人はたしかに多いです。
月収100万円達成!
会社3つ経営してます
主婦でも月50万円稼げました!
とか。
もう見ているだけで、心が砕け散りそうですよね。
「結局、すごい人しかインフルエンサーになれないんだ」って落ち込んだり
「やっても無駄か」と諦める人もいるかもしれません。
でも思うんです。
「実績よりも大事なのは、私という”事実(リアル)”なんじゃない?」って。
つまり、実績に関係なく”今の自分が生きている軌跡”そのものこそがSNSでは重要なんです。
実績がある人は確かにすごいです。
憧れるし、羨ましい。この人の話を聞いて自分も実践してみたい。
そんなふうに感じてフォローする人も多いと思います。
でも、本当にすべてのインフルエンサーが実績ありきで有名になったかといえばNOです。
実績を持っているすべての人がインフルエンサーになれているかといえば、それもNOです。
実績は”強み”にはなるけど、”必ず必要なもの”ではないんです。
「今の自分を素直に発信する」ことからスタートしよう
SNSやブログ・メディアではついついデキる自分を演出しがちです。
でも、今の自分の人生を素直に認めて等身大に生きている方が、見ている方も楽しいはずです。
有益情報を流していなくてもバズってるアカウントって、たまにありますよね。
「えっなんでこのツイートこんなにリツイートされてるんだろう?」
って思うようなツイートが流れてくることも少なくありません。
しかし、そんな人気があるツイートには、ツイート内容が読み手にとって自分ごとのように感じられるという共通点があります。
”この間は仕事をミスしてしまったけど、こんな風にしたらうまくいった”
”こんな風に頑張ったけど上司やクライアントから怒られたから次回からこうしてみる”
日常の切り取りのように感じますが、大事なのはただの愚痴で終わっていないこと。
次回への教訓だったり、反省・改善点を見つけるなど、「今の自分を認めること」がとても上手なツイートが多いです。
強すぎる主人公は、面白くない
例えば漫画の主人公が初めから最強だったら、面白みは半減しますよね。
逆にずっと主人公がクヨクヨしている漫画も、読んでいて疲れてしまいます。
悔しいことがあって、負けて、でも次への闘志を燃やして学習している姿に共感できるからこそ、
漫画って読み進めることができるんですよね。
SNSの運用や、情報発信を軸に頑張ろうと思っている人も同じで
今の自分を認めて、等身大に生きるのを楽しむことが最大の武器になるわけです。
始めから最強の剣を持つ必要もないし、
剣を持つ前に失敗したらどうしよう……と、クヨクヨする必要もありません。
今の自分を懸命に生きている人や、目標に向かって頑張っている人が書く文章には
その懸命さや、楽しんでいる様子が伝わってきます。
(漫画や小説だって、音もないし動きもないけど伝わりますよね)
「人の心を動かせる文章を書くには、まずは自分の感情を動かしてこそ」
だと思います。
肩書がなくても大丈夫。ゆるくいこう。
仕事をする上で実績をつくるのは、いつか自分の強い武器になると思います。
でも、焦る必要もありません。
今はまだ「何もない自分」で大丈夫です。
まずは「SNSで何を発信すればいいのかわからない」自分を発信していけばそれで十分。
その状態からどんどん成長していく姿に共感してくれる人は必ずいます。
「ブログやSNSを始めてみたいけど、実績もないし……。」
と、足踏みしている人もまずは気楽にやってみてください。
ちなみに、私が最初に装備した武器は”メンヘラな女がブログを始めた”でしたよ。
ゆるく、気楽に、始めてみましょう。
ナナミル代表。引きこもり気味OLだったけどナナミルメンバーとtwitterで出会い起業。
バンドマン・ライブハウス副店長・経営コンサル・保育士といろいろ経験してきたことを面白おかしく記事に書きつつ、恋愛話に花を咲かせたいメンヘラアラサー独身。