キングダムはサラリーマン必読のビジネス書

トレンド・コラム

どうも天下の大サラリーマンです。

しゅが
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ココココココ……

『キングダム』をご存知でしょうか?
ヤングジャンプで連載中の、春秋戦国時代の秦の天下統一までを描いた大人気歴史マンガです。

しゅが
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社会人は全員知っている、サラリーマン必読のビジネス書。
『キングダム』を読まずに就活している大学生は、面接で必ず落ちるとまで言われていますね!!

実際にビジネス現場で『キングダム』を読んでいる人は多いです。商談のアイスブレイクや会食の場でも『キングダム』を読んでいたおかげで、話題が盛り上がったことも多々あります。

しゅが
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体感として、1/4くらいの経営者や決裁者は読んでいる

『キングダム』の良いところは、武将の活躍を通して組織論やリーダーシップ仕事における戦略を学べるところです。マンガでなんの役に立つのか? と疑問を持たれる方もいるでしょうが、実際にこんな書籍も発売されていて、雑誌でも仕事術として特集されてます。

ビル・ゲイツや孫正義さんも『孫子の兵法』を愛読書にしているように、歴史上の戦略論は現代のビジネスに共通していることがたくさんあります。
新型コロナウイルスの影響で、経済や社会構造すらも変わりつつあるこの時代。まさに乱世。
混沌とした世の中で活躍した武将達の生き方を通して、令和乱世の生き方を身につけましょう。

キングダムの概要

キングダムのあらすじはこちら。

紀元前、中国。時代は春秋戦国時代。
西方の国・秦で、戦災孤児として暮らしていたふたりの少年・信と漂の夢は、日々鍛錬を積み、いつか戦で武功を立てて天下の大将軍になること。

そんなふたりにある転機が訪れる。王宮に仕える大臣・昌文君の目に留まった漂が王宮に召し上げられたのだ。

だがほどなくして王宮の勢力争いに巻き込まれ大けがを負った漂が、命からがら故郷へと戻ってくる。そして漂から託された地図を頼りに訪れた村で信は、漂とうり二つの少年・政と出会う。この少年こそ秦王・嬴政―――後の始皇帝であった。

引用:NHK

下僕の信がひょんなことから幼い始皇帝と出会い、天下統一を目指すストーリーです。

始皇帝の中華統一は歴史の教科書で盛大にネタバレされていますが、それでもドキドキしてしまうくらい展開が面白く、魅力的なキャラクターが揃っています。

最下級の身分から天下の大将軍を目指す
女子力高いおじさんなのに武力、知力、カリスマ性を兼ね備えた大将軍の王騎
圧倒的な戦略眼を持ちながら、自分が王になりたい思想から日陰を歩む王翦
残虐的な行為とトリッキーな戦術で他国の武将に勝ちまくる、元野盗の桓騎
実力はないが、人を見る目と人心掌握術に優れた蒙驁……。

他にも上げたらキリがないほど、個性的で魅力のある武将が揃っています。
世のおじさんたちは自分の仕事の仕方を登場するキャラクターに例えながら、お酒を片手に少年のように語り合うのです。

 

キングダムがなぜビジネスマンに刺さるのか

ビジネスマンに大人気な『キングダム』。
なぜ『キングダム』がサラリーマン、経営者に刺さるのか。

主人公の信が目指している「天下の大将軍」は王に仕えている立場。国という組織の中で仕事をして生きているのです。
ビジネスマンも会社という組織に仕えている人種。キャラクターたちと自分を重ね合わせているのでしょう。

出世意欲満々の若手なら、天下の大将軍を目指す信に感情移入するはず。
信のひたむきな姿勢は、まるで取締役を目指している無鉄砲で気合の入った新入社員です。

こっそり自分の国を持ちたいと思っている王翦は、例えるならエース社員。
実力があり、スキあらば転職や独立をしようと考えてる。そんな人居ますよね。

天下統一をして争いをなくしたい秦王・嬴政。
誰も成し遂げたことのない壮大なヴィジョンを語る姿は、まさにベンチャーから世界を目指す若手社長です。

キングダムから学べる仕事術

春秋戦国時代を舞台にしているので、剣や槍を使った戦闘シーンも見どころのひとつ。
しかしサラリーマンが剣術を学んでも仕事の役には立ちません。むしろ傘で牙突の練習をしていた少年時代から変わってないですね。

しゅが
しゅが
何も成長していない……

大人なので抑えるべきポイントを変えてみましょう。『キングダム』では戦略の重要性やリーダーシップを学べます。

私がもっとも仕事で活用しているのは、王翦のこのマインド。

王翦(おうせん)

引用:ebookstore

私は”絶対に勝つ戦”以外興味はない。

王翦は作中随一の頭の切れる武将です。
このセリフは「自分がこなせそうな難易度の仕事をする」という意味ではありません。
「困難な仕事でも絶対に勝てる戦略が見つかるまで考え抜く」そんな王翦の姿勢が表れているセリフです。

営業でも売上目標でも同じですよね。大きな案件の競合先が大手だったなら、それに勝てる戦略を考え抜く必要があります。勝てる算段が見つかるまで徹底的に準備をするのです。

しゅが
しゅが
とはいえ負ける時もありますが、考え抜いた時間は自分の血肉になります

まとめ

『キングダム』や『孫子の兵法』などは、現代のビジネスに通ずる戦略論や思想論が盛り込まれています。

「愚者は経験に学び賢者は歴史に学ぶ」

ビル・ゲイツや孫さんのように歴史書や昔の文献を読めない人も多いでしょう。まずは『キングダム』からスタートしてみるのはいかがでしょうか?

ただひとつ問題が……。
すでに58巻まで出版されていて、気軽に書店に立ち寄り購入できる巻数ではありません。

しゅが
しゅが
しかも長編漫画は部屋のレイアウトに差し障る

そんなあなたには電子書籍をおすすめします。私も実際に利用していますが、ヤフーが運営するebookjapanはTポイントがついて、週末にはクーポンが配布されるのでまとめ買いもお得です。

これから仕事を頑張りたい人はebookjapanで『キングダム』を購入し、ビジネスの戦場へ向かいましょう。