「口を開けば元カレを傷つける女」こと、うさたそです。
数多な恋愛経験をしてきた中で、私が一番後悔した恋愛があります。
それは、好きじゃない相手と付き合うこと。
その当時は自分自身を騙すかのように長く長く付き合い続けていました。
しかし、それは相手を傷つけて終わるだけだったんだな……。と今振り返って感じています。
今回は、私のように「別に彼女を好きじゃないけど可哀想だから付き合っている」人たちに少しでも参考になればと、経験談を語っていきます。
もくじ
喜びと恋は違うことに気が付かなかった
同じ趣味を持つ男の子から突然の告白。
人から面と向かって告白されることが少なかった私は、とてもびっくりしたし嬉しかったです。
そのときは「いいよ」と二つ返事で答え、相手も大喜び。
「これからどうしようか?」「どんな風に遊ぼうか?」なんて、将来の話をしながら帰りました。
これは違うと気づいたのは親密になってから
趣味が近く、もともと友達として仲が良かった私たちはデートも楽しく過ごせていました。
話が途切れて気まずい、なんてこともありません。
しかし、「あれ? なんか嫌だな」と感じたのはもっと関係が親密になったときです。
直接的な表現でいうと「チュー」や「身体の関係になる」ときです。
始めは相性が悪いのかな~。と自分をだましながら過ごしていました。
しかし、夜に近づきそういうムードになるにつれ「本当に嫌だ」という、一種の嫌悪感のような感情がどんどん膨れ上がるんです。
このとき「あぁ、私はこの人と恋人関係になるのは難しいんだな」と悟りました。
すぐに別れる決断はできなかった
では、すぐに別れたかというと、そうではありません。
・相手が自分を好きでいてくれている喜び
・相手をこちらの気持ちで傷つけてしまうのではないかという恐怖
色々な感情が混ざり、すぐには決断できませんでした。
しかしこの感情たちは、深層心理の部分を考えると全て”自分のため”なんです。
→これからも仲良くしたいという自分のため
・相手が自分を好きでいてくれている喜び
→人に愛される優越感を手放したくない
・相手をこちらの感情で傷つけてしまうのではないかという恐怖
→本当は相手に嫌われるのが嫌なだけ
そう、結局自分が可愛いから。
相手のためだと言って、自分を守るために別れを決断をしなかったんです。
当時はこれに気付くことができず、相手のためと思いながら”自分のために”ズルズルと付き合い続けていました。
最後は、かなり傷つけてしまった
好きじゃない気持ちに気づいてしまうと「チュー」も「身体の関係」もしたくありません。
でも、会うとどうしてもそういうムードに持っていかれてしまう。
そこで私がとった選択が「会わない」でした。
さすがに、今まで友達のときからたくさん会っていたのに急に連絡がつかなくなると、相手も感づいてきます。
「何か言っちゃった?」「いやなことしちゃった?」とメールがたくさんきていました。
私はなんと言っていいのかわからず、「違うよ」としか返せません。
そして、ついに「俺のこと好きじゃないんやろ? はっきり言ってよ。触られるの嫌そうやし」と言われてしまいました。
そのまま「ごめん」と伝え、別れることになりました。
始めに告白されたときに断っていたほうが、もっと仲良くなる前のほうが、ズルズルと付き合い続ける前のほうが、きっと傷は浅かったはずです。
しかし、自分勝手な感情でどうしても後回しにしてしまい、最後に一番最悪な形で相手を傷つけてしまいました。
どうして、彼女を好きじゃないのに別れられないのかを考えてほしい
今この記事を読んでくださっている人の中には、私と同じような悩みを抱えている人もいるかもしれません。
そのときにまず「なぜ別れる選択肢をとれないのか」と自分自身と向き合ってみてほしいです。
例えば、「彼女が今度、重要な試験があるからそれまでは……」というように、本当の意味で”相手のため”なのであれば致し方ないかもしれません。
しかし、少しでも”自分のためが入っているな”と感じている人は、その理由を排除したときにどうしたいのか、を考えてみてください。
もちろん、別れが正解なわけではありません。
「ここを直してくれたら好きになれる」ことがあるのかもしれないし、なんとなく今は気分じゃないだけなのかもしれない。
一番良くないのは、自分の心に嘘をつくことです。
その嘘が相手を傷つけ、そして自分自身も傷つけることになってしまいます。
まずは真正面から自分と向き合う。
怖いと思いますが、ぜひ挑戦してみてもらえると嬉しいです。
今回は、私の後悔している過去からお話しました。
同じ悩みを抱えている人にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
以上、うさたそがお送りしました!
それでは。
ナナミル代表。引きこもり気味OLだったけどナナミルメンバーとtwitterで出会い起業。
バンドマン・ライブハウス副店長・経営コンサル・保育士といろいろ経験してきたことを面白おかしく記事に書きつつ、恋愛話に花を咲かせたいメンヘラアラサー独身。