こんにちは、倉本です。
先日ナナミルのグルメライターをぺさんがこんな記事を書いていました。
あと数ヶ月で30歳を迎える倉本、をぺさんの記事をきっかけに「20代のうちにやってよかったこと・やっておけばよかったこと」を振り返ってみました。
もくじ
20代のうちにやってよかったこと
①興味がわいたことは、とりあえずやってみた
よくネットや自己啓発本に、「20代のうちはいろんなことを経験しろ!」と書いてありますよね。
人によっては、「意識高い~」と思われがちなこの意見。
意識高く生きるのが苦手な私ですが、この意見に関しては賛同です。
昔から好奇心旺盛な私。
でも大学に入るまでは、やりたい! と思っても行動に移せない引っ込み思案でした。
大学で地元を離れ、ひとり暮らしを始めたのをキッカケに、「引っ込み思案」な自分を変えたいと一念発起。
まずは高校生の頃からやってみたかった、バーテンダーのアルバイトを始めました。
夜の仕事で少しだけ度胸が付き、それからは自分がやりたいと興味を持ったものは積極的にトライするように。
男装喫茶のスタッフや、オーストラリアへの留学、二次創作の同人誌を作ってみたり、コスプレをやってみたり……。
アルバイトもたくさん経験しました。
水商売はもちろん、ずっとやってみたかった家庭教師や、旅館やホテルのスタッフなど。
「いろいろなコトを経験してきたけど、全部中途半端で器用貧乏な気がする」
そんな悩みを抱えた時期もありましたが、ライターを始めてから今までの経験が一気に活きてきました。
何か少しでも経験しておけば、きっと役立つ日がくる。
それが数年後か数十年後かは分かりませんが、やってきたことは無駄になりません。
やりたいことは今すぐトライ! 行ってみたい場所にも積極的に行ってみましょう。
②海外旅行・留学をする
「海外に行け!」これも自己啓発本によく書いてありますよね。
私も19歳の時に春休みを利用して、オーストラリア・メルボルンへと留学しました。
自分探しとか、世界を知ろう! とか高い志は一切なく、単純に「高校の修学旅行で行ったオーストラリアが最高だったからもう一度行きたい!」が理由でした。
たった1ヵ月ほどの留学生活でしたが、最高に楽しかったです。
なんとなーく留学して、高い意識や特別な目的もなかったけど、いろんな国の友人ができて、異文化を知ることができました。
海外に行ったからこそ見えた日本の良い部分もあったし、日本では味わえない・見られない景色も体験。
10年近く経った今でも、「留学楽しかったよ~! オーストラリア良い国だったよ~!」と話題にしているので、それだけでも行った意味があると思います(笑)
海外に行く理由なんて、遊び目的で十分。
「美味しいもの食べに行くぞ~!」って感覚で行ってみてください。
③衣服にこだわる
20代前半まで、洋服や身に付けるものにはすごくこだわっていました。
上から下まで流行りのブランド物ばかり。ユニクロ? GU? 絶対に着ない! そんな人間でした。
しかし、今はユニクロがメイン。
若い頃に散々こだわったおかげで、「別にブランド物じゃなくていっか」「ユニクロでも良いのあるじゃん」と物欲が消えたのです。
服にさほどこだわらなくなった分、カバンや靴などは「年齢がいっても長く使えそうな物」を選んでいます。
おかけで今は20代前半と比べて、月々の被服費がグンと下がりました。
20代のうちにやっておけばよかったこと
①ちゃんと恋愛しておけばよかった
私がすっごく後悔しているコト。それは「恋愛」。
性格を拗らせに拗らせた私は、異性とまともな恋愛をせずに20代を過ごしました。
もちろん何人か付き合った男性はいたけれど、全員と破滅的な結末に。
ぶっちゃけ、凄くモテました。
学生時代は講義で知り合った男の子からよくデートに誘われていたし、告白された数も途中から数えるのをやめたほど。
でも全部お断りして、バッサバッサとなぎ倒してきたんです。
理想が高く、少女マンガのヒロイン思考を捨てられなかった私。
一方で「異性から性的な目で見られる嫌悪感」も抱えていて、拗らせていました。
「ノリで付き合ってみる」「とりあえず付き合ってから判断する」ができず、異性との交際に高いハードルを感じていたんです。
付き合った男性とも共依存やモラハラなど「まともじゃない」恋人関係だったので、一般的な恋愛経験に乏しいといえます。
アラサーになり、結婚を前提としたお付き合いがしたいと思っても、「人と付き合う、異性を好きになるってなんだっけ?」状態。
もっと経験値を積んでいれば……後悔が尽きません。
「とりあえず付き合う」も大事なんだな、と今だからこそ思います。
②貯金をしておけばよかった
をぺさんも書いていた「お金の勉強」。
私も、せめて大学生の頃にお金のリテラシーを学んで、貯金しておけばよかった……と後悔しています。
水商売をしていて、普通の学生よりも稼いでいた私。
当時はまだ景気がよく、1日出勤すれば最低1万円はもらえる時代でした。
貯金などせず、湯水の如く使う使う。
「使ってもまた稼げばいいや♪」と浪費しまくっていました。
もちろん貯蓄はゼロ。
実家が裕福だったので、「なんかあったら親に頼ろう」が染みついていたんですね。
しかしフリーランスとして働き始めてから、貯金がないことに恐怖を覚えるように。
「もし事故に遭ったら?」
「セーフティーネットである親に何かあったら?」(ドクズ)
「そもそも結婚したいのに、こんな無一文じゃ無理じゃない?」
危機感を覚えてから、やっと貯金や投資を始めました。
お金の勉強はいつでもできるけど、貯金は早くから始めたほうが有利です。
口座に少し蓄えがあるだけで、生活の安心感が違います……。
20代の時間は貴重。無駄にしないで。
歳を取るとともに、社会的な立場や家庭事情でいろんな自由が無くなりがち。
20代はいちばん時間もお金も好きなように使える年代だと思っています。
貴重な20代を全力で楽しんで、積み重ねた経験を持って30代を迎えましょう!
大学院で歴史学を研究しつつフリーライターとして活動中。研究してない研究者代表。
福岡県出身。関西に魂を売ってしまった女。
小難しい話はもちろん、美味しいもの・可愛いもの・キレイなものが好き。
「日本全国、隣町」を掲げるアクティブ人間。