転職に限界年齢は存在する?転職限界説よりも大切にしたいこと

転職・仕事選び

 

今の時代、転職をすることはめずらしいことではありません。

今の仕事に不満があれば、誰しも一度は転職を考えたことがあるのではないでしょうか。

 

しかし、転職を考えたときに

「30代以上は雇ってくれないかも」

「20代じゃなければ書類で落とされると聞いたことがある」

など、自分の年齢からの転職になかなか踏み出せない人もいると思います。

 

そこで今回は、「転職活動に年齢が関係するのかどうか」について解説していこうと思います。

転職において年齢別に必要なことなども詳しくご紹介していきますので、転職活動を検討する際の参考にしていただければ幸いです。

転職に年齢が関係すると言われる理由は?

「転職には年齢制限がある」とよくいわれますが、これは転職できないという意味ではありません。

しかし全く関係ないというわけでもありません。

実際に、採用の基準として年齢を重視する企業もあります。

 

では、なぜ企業は応募者の年齢を心配するのですか?

最初に考えるべきことは「将来の可能性」です。

それは、同じスキルを持っていたとしても長く働くことができる若者の方が会社にとってより多くの長期的な利益をもたらすという考え方です。

例えば、同スキルと能力を持つ20歳から40歳までの2人が応募する場合、かなりの数の企業が若い候補者を採用します。

 

次に考えられるのは「年上の部下を避ける」ことです。

自分よりも年下の部下を持った場合に働きにくいと感じる人は少なくありません。

また、上司と部下が同じスキルと能力を持っている場合、対立してしまう可能性もあります。

できるだけそのようなリスクを避けるために若い志願者を雇おうとするのです。

 

しかし、求人票を見てみると年齢制限を載せていない企業は多数あります。

本来、若手がほしいのであれば求人原稿に希望の年齢を書けばいいですよね。
両方の人の無駄を省くことができるので、本当の意図を説明する方がよいように感じます。

 

ではなぜ年齢制限の記載がないのか。

それは法律で禁じられているからです。

2007年に改正された「労働法」は、申請の年齢制限を禁止しています。

法律は「年齢に関係なく機会均等を保証しなければならない」と述べており、年齢制限の禁止を求めています。

 

そのため、応募をしたのに書類で落とされるという企業は未だ存在するのです。

35歳転職限界説は未だに存在する?

転職活動をする際に「35歳転職限界説」を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。

35歳の転職制限理論は、35歳以降の転職の成功率低く「35年の壁」と呼ばれることもあります。

しかし実際には、35歳以上の欠員が増えており、最近の企業は35歳以上を積極的に採用している傾向にあります。

日本人材紹介事業協会が年2回発表している「職業紹介会社大手3社 転職紹介実績」によると

2010年度上期は3社合計の転職紹介人数が12,892人で、そのうち5,510人(全体の42%)が30歳以上なのに対して

2020年度上期は3社合計の転職紹介人数が34,983人で、そのうち16,143人(全体の46%)は30歳以上でした。

全体的な転職人数も増加していますが、30歳以上の転職率も上がっていることがよく分かります

転職が成功している平均年齢は?

続いて転職活動が成功しやすい平均年齢について見ていきましょう。

2019年上半期に転職情報サイトdodaで実施された調査の結果によると、2019年1月から6月までの転職成功の平均年齢は31.7歳でした。
性別ごとで見ると、女性は29.8歳・男性32.6歳

もちろん、平均年齢は職種や業種によって若干異なりますがある程度のスキルを身につけた30歳前後が人気であるといえます。

30代が20代と同じように転職活動をするのは難しい

しかしだからといって、30歳になってからの転職で、20歳の頃と同様な転職活動をしていてはスムーズにいくわけではありません。

年齢を意識した転職活動が必要になります。

20代のうちは、”自分の能力”や”やりたいこと”を履歴書に書いて転職活動をしますが
30代になってからは、”今まで何をしてきたか””どんな実績を上げてきたか”が自己PRとして必要になってきます。

30代に入ってから転職活動を行う場合は、”会社の未来”について語れる人材であることが、大事な部分になってくるのです。

 

また、30代は責任のある仕事が任されやすい年齢です。

ゆっくりとした時間をつくるために転職をした結果、責任ある仕事を任されてしまいこれまで以上に多忙になることも。

自分の年齢を加味した上で、本当に転職をするのが最善化を考えるのも重要になります。

 

関連記事:「やりたい仕事が見つからない」人へ!適職を見つけた私だから言えること

それぞれの年代に企業が求めていること

20代

市場の変化により、年齢だけを考える企業は減っています。

しかし、まったく経験の浅い業界や職業に挑戦したい場合は、20代のうちがおすすめ。

先述したとおり、企業は採用の際に将来の可能性を考えています。

未経験だと、長期的な利益をもたらすことのできる若者を欲しがる企業は多いです。

そのため、「やったことないけどやってみたい」という仕事に挑戦がしやすくなります

30代

30歳以降に採用する企業は、即戦力となる人材を期待しています。

専門的な経験を経ている、同業界での実績を持っている、管理職の経験などの、これまで経験によって培われた強みや、管理経験を求められます。

多くの会社で、30代以降は管理能力が必須スキルとなってきますので、実務経験だけではなくマネージメントも今の会社で意欲的に取り組んでおきましょう。

大切なのは年齢よりもスキルを身に着けていること

年齢に関係なく転職に成功するには、スキルを向上させることが大切です。

なかでも、2種類のスキルが必要になってきます。

1つ目は「専門的なスキル」なスキル。

専門知識がいる仕事や専門知識のいる仕事で資格を持っている場合、同業界での転職に大きなメリットとなります。

 

そしてもう1つは「どの業界でも通用するスキル」です。

”スキル”と聞くと特別なものをイメージするかもしれませんが実はそうではありません。

顧客対応や社内対応、上司や部下とのコミュニケーションなど、どの業界で働くにも必要になる能力もスキルと言えるのです。

 

年齢に関係なく、両方のスキルを習得することで、転職活動を有利に運ぶことができます。

転職のための準備もしておこう

自分のスキルが活かせる業界を知っておく

転職するときは、自分のキャリアやスキルを一覧化しておき、自分でも見返すことのできるようにしておきましょう。

自分の売り込みポイントを整理することが重要です。

これにより、申請書類の作成や面接の準備が簡単に。

 

また、自分自身のスキルがどの程度のものかを認識するためにも役立ちます。

スキルが足りないと感じた場合は、時間をかけてスキルアップのために行動しましょう!

 

関連記事:自分の希少価値を計算してみた【強みの掛け算】

今働いている会社での仕事を整理しておく

転職活動が上手くいった場合に、今の会社で退職の準備をしなくてはなりません。

しかし、「自分が今どの程度の案件を持っているか」など自身の状況を把握しないまま退職すると今の会社に迷惑をかける自体に。

引き継ぎのためにも早めに準備をしておきましょう。

”立つ鳥跡を濁さず”を理念に退職の準備は進めてくださいね。

 

関連記事:在職中の転職活動はバレる!?バレた理由ランキングと対処法3選

まとめ

年齢が上がると転職が難しくなるというイメージがありますが、今は全体的に人手不足で「即戦力」の人材を探している企業も多いです。

まずは自分の持っているスキルを活かせる業界や、自分のやりたい業界で必要になるスキルについて調べてスキル習得を目指しましょう!

あなたの能力を求めている会社は絶対ありますよ。

諦めず、積極的に転職活動に挑戦してみてくださいね。

 

それでは!

 

【めんどくさがり向け】とりあえず登録するべき転職サイトとその理由