2020年度の東京都知事選に出馬した、スーパークレイジー君党・西本誠氏。
奇抜なパフォーマンスが話題となりネットで物議を醸した西本氏ですが、そのウグイス嬢もまた注目を浴びました。
ウグイス嬢の名は、鈴木彩文さん。
その正体はなんと、フリーで活躍するマルチタレント!
今回は「スーパークレイジー君のウグイス嬢」ではなく、「タレント」としての鈴木彩文さんの魅力を大解剖しちゃいます!
もくじ
6歳で芸能界デビュー。大学では演劇学を学ぶ
【鈴木彩文(すずき さや)】
1997年8月10日生まれ。桜美林大学演劇学専攻卒。
6歳から芸能活動をスタート。15歳で上京しマルチタレントとして活動しながら、新極真空手の選手としても活躍。
出演歴(一部)
・エーシアター A Midsummer Night’s Dream~夏の夜の夢~(2013年)
・TOKYO FASHION COLLECTION 2014 モデル出演
・スーツのAOKI web CM(2014年)
・映画『脳漿炸裂ガール』生徒役(2015年)
公式Twitter:@suzusaya0810
彩文さんは実に様々なことをやっていらっしゃいますよね。
親が地元・長野でJR関係のCMや番組に出ていて、人が足りない時に「行ってみる?」ってお手伝い感覚で始めたのがデビューのきっかけです。
キャスティングの時とか、募集して誰もいなかったら私が入るって感じでやっていました。
演劇について学んでみたくて、演劇科のある大学にしました。
大学に入ってからは学校関係の舞台には出ていなくて、仕事の依頼が来たときに個人的に舞台へ出演していました。
サークルとか、学校団体としての演劇はあまりやってこなかったですね。
マルチタレント、ライバー、格闘家。いくつもの顔を持つ鈴木彩文
特に歌を歌うとかはしてなくて、雑談トークをしています(笑)
父がボクシングを、兄が空手をやっていて、物心ついた時から気付けば空手をやっていたって感じです。
今は選手としてではなく、世界大会とか大きな大会がある時に指導者として関わっています。
自分で言うのもなんですが、同年代と比べて遊んでいないほうだと思います(笑)
「マリーアントワネットは言いました。パンがなければお菓子を食べればいいじゃないかと。西本誠は言いました。清き一票じゃなくてもいい、汚れた一票でもいいじゃないか」
これはサラっと言えないですよ(笑)
司会業は未経験ですが喋ることは大好きなので、都知事選では浮かんだものを話していました。
事務所から独立し、完全フリーへ
やりたいなって思って事務所に許可を取ろうとしても、「これはやっちゃいけない」って言われてしまって……。
それならフリーでやったほうが、やりたいお仕事も受けられるようになるんじゃないかって。
個人で仕事が入ってくるようになったきっかけは何でしょう?
現場で出会った人とは必ず連絡先交換をして、現場が終わってからも挨拶させてもらって……繋がりだけは取っておこうと思って行動していましたね。
一回お仕事したら、その繋がりが消えないように、新しい繋がりができるようにって努力しています。
プライベートよりは仕事を優先するタイプなので、突然の呼び出しにもすぐに応えるようにしていますね。
フリーになったデメリットや困ったことはありますか?
今までは事務所があったのでファンレターの受け渡しもできていましたが、今は自宅しかないのでファンレターを受け付けられないですし……。
例えばファンの方とオフ会をやるにしても、全部自分で手配しなきゃいけないのが大変ですね。
さっきも言いましたが、本当に自己責任なので。
変顔してみてとか、歌ってみてとか、コントしてみてとか。そういう要望に対して「できない」って言わずに、とりあえずやってみるんです。
意外とウケることもあって、自分の幅が広がるので。
やってみてって言われたことは、とりあえずやってみる。それを大事にしています。
親やおばあちゃんに見てもらえるような発信ができたらいいなと。
ゴールデンタイムのドラマやバラエティを狙っていきたいですね!
人の目に留まってもらえるような発信の仕方をやっていかないとなって。
とにかくいろんな事を発信して、誰かに響けばと思っています。
SNSであまりにも発信しなさすぎると、誰の目にも留まらないので……。
自分のファッションとかを発信して、それが拡散されれば空気が合う人からのフォローも増える。
そうやってどんどん繋げていくしかないなと。
積極的にエゴサーチ。批判もパワーに変える前向きさ
嫌なことがあっても、話を聞いてくれる人が周りにたくさんいるので……何かあったら周りに愚痴って、「よし、がんばろう!」に変わるタイプです。
だから、「はぁもうつらい」とはならないですね。
「アンチが出れば出るほど注目度が上がっている証拠だから、それは喜んだほうがいいよ」って親や周りにも言われたのもあって、全然気にしていないですね。
最後に、自分の好きなことで生きていきたい人や、やりたいことがあっても勇気が出ない人に向けてメッセージをお願いします。
舞い込んでくることは全部チャンス。
何か変われるきっかけになるチャンスだと思って挑んでいくといいかもしれません。
信念とチャレンジ精神があり、多才で笑顔が素敵な鈴木彩文さん。
同じ女性として、とても憧れます。
鈴木彩文さんの今後の活躍に注目です!
<取材・文> 倉本菜生
<写真> 本人提供
大学院で歴史学を研究しつつフリーライターとして活動中。研究してない研究者代表。
福岡県出身。関西に魂を売ってしまった女。
小難しい話はもちろん、美味しいもの・可愛いもの・キレイなものが好き。
「日本全国、隣町」を掲げるアクティブ人間。