近年、事業を展開するのに欠かせないのがSNSの広告です。
特にFacebook広告は中小企業が多く利用する費用対効果の高いSNS。
Facebookは実に840億円ドル以上の広告収入を得ていると言われており、広告がさかんに出されていることがわかります。
しかし、お金を書けなくての個人ページへのシンプルな投稿が、広告と同じくらい、もしくはそれ以上の効果をもたらすことがあることも。
今回は、広告ではなくFacebookの個人投稿から1,700万円以上の稼ぎを得た海外の起業家の話を紹介します。
もくじ
Facbookの個人投稿からクライアントを獲得
企業のビジネス自動化管理を行うJust Rent-A-COOの創業者であるJomieCasasさんは、Facebookに自分の理想の顧客像や、自分が起業家としての想いなどを投稿していました。
すると、1年と経たないうちに4人の顧客をFacebookの投稿から獲得。
そしてなんと、1,700万円もの売上を上げることに成功したのです。
契約した会社はすべて、JomieCasasさんのFacebook投稿からの問い合わせでした。
「問い合わせがあった会社の人たちからは、『Facebookの投稿に心を打たれた』という話をもらった」とCasasさんは言います。
では、実際にどのような投稿で他人との差をつけ、クライアントに興味を持ってもらうようになったのでしょうか?
個人投稿でも興味を引く!3つの戦略
CasasさんがFacebook投稿から1,700万円の売上を到達するために行ったことは、3つの戦略でした。
投稿は好奇心を刺激するような内容で
SNSなどで顧客の注意を引くためには、直感的であり、インパクトがあり、そしてユニークである必要があると言われています。
Casasさんはその3つの要素を含めた投稿を心がけるようにしていました。
読み手が何について書かれているかわかりやすく、インパクトのある言葉を使って、ユニークな内容のものを投稿し続けたのです。
さらに、彼女が重視したのは「思わず質問したくなるような」一風変わったブランドストーリーを作ること。
「私は競合他社のように何十年の経験があるわけでもありません。だけど、約1万円で会社を起こし100万円近い売上を上げています。」
というような投稿があったら「どうして?」「何をしたんだろう?」と、ついつい気になっちゃいますよね。
周りの人からの”注目を集めやすい”投稿を続けることでCasasさんの周りでも、裏話を知りたがる人が多かったようです。
Casasさんはそのとき続けて、昔自分は失敗をし廃業したことがある経験を取り上げます。
そして、その失敗があるからこそ、”クライアントへの手助けができる”ということを書くことにより周りからの共感を得て功を奏しました。
人は失敗談に興味を持ちやすい
本来、自分の失敗は人に自分の失敗なんて話したくないですよね。
しかし、人は失敗談にこそ、共感し興味を持ちます。
Casasさんも「失敗談が好感度と信頼感を築くのに役立った」と語っています。
SNSではついつい”成功しているな実績”や”うまくいった話”を載せようとしてしまいがちではないでしょうか。
しかし、「失敗談」こそクライアントの心を掴むわけです!
自分を知ってもらう機会を増やす
Facebookのプロフィールは公開・非公開が選ぶことをできます。
多くの人に見てもらうためには、すべてを公開し検索できるようにしておく必要があります。
Casasさんは、リンクを持っている人とは誰でもつながれるようにしていました。
更にメールやフリーランサーのプラットフォームでも自分のFacebookプロフィールへのリンクを入れておくるように。
自分の投稿を見てるもらう機会を増やすことで、潜在客にアピールできるチャンスを増やしたのです。
ちゃんとしたサービスを提供する
Facebookから顧客を獲得できたとしても、実際のサービスがあまり良くなければクライアントと長く付き合うことができません。
Casasさんは、自分が投稿してきた通りのものを提供し続けることで企業からの信頼を勝ち取りました。
ちゃんとしたサービスを企業に提供し続ければ、企業は「自分の仲間にも紹介しよう!」と想ってくれるようになります。
Facebookからの問い合わせが「1」だとしても、その1つの会社が3社を紹介してくれたとしたら顧客がどんどん増えていくことは想像に容易いことです。
仕事は”サービスを多くの人に知ってもらう”のと同じくらい”使う人のためにちゃんとしたサービスを提供すること”が大切なのです。
まとめ
SNSはビジネスとして使える!ということは多くの人が気付いている事実です。
実際に1,700万円もの売上に到達した話があると思うとやる気も湧いてきますよね。
しかし、目的の見えないままSNS運用を続けていても仕事には結びつきません。
目的を持って運用することではじめて、広告を使わなくても多くの人に自分のビジネスを知ってもらうことができます。
まずはどのSNSを使うべきか、どのような内容を投稿するかぜひ考えて試してみてくださいね!
引用
Forbes
ナナミル編集部。トレンド、ドラマレビュー、アニメ、まとめ記事を担当しております。