「今の仕事にやりがいが見つからない……」と感じていませんか?
1日の大半を費やす”仕事”が楽しくなければ、充実した毎日を過ごしていると感じることは難しいですよね。
仕事にやりがいがないまま仕事をしていると、自分の脳力が発揮できずにキャリアアップなどにも関わってきてしまいます。
そこで今回は、仕事のやりがいを見つける方法ややりがいを持つメリットについて解説していきます。
”毎日会社に行くのがつまらないと思っている人”や”なぜ働いているのかわからなくなっている人”は是非参考にしてみてください。
もくじ
仕事のやりがいとは何か
そもそもやりがいとはなんでしょうか。
やりがいとは、「物事に対しての充実感や手応え」のことをさしています。
仕事の場合だと、さまざまな場面で”充実感”や”手応えを感じる”ことがあるでしょう。
そのため、一概に「これが仕事におけるやりがいだ」とは言い切れません。
しかし、多くの人は自分の行いに対して、”適切な報酬を受け取れるか”に重きを置いています。
働く上で、きちんとした報酬をもらえるかどうかは会社選びの指針にもなっているでしょう。
確かに高収入の仕事は魅力的ですが、収入ばかりにこだわりすぎていたら自分の適職がわからなくなってしまいます。
仕事探しは高収入か否か以外にも着眼すべき点があります。
やりがいは仕事の精度をあげる!
「お給料がもらえたらそれでいい」と考えている人もいるでしょう。
しかし、仕事のやりがいは仕事への直接的なメリットがあるのです。
アメリカや日本でさまざまな幸せについての研究がされていますが
やりがいのない意欲の低い従業員と、意欲の高い従業員では生産性が2倍以上違うといわれています。
生産性が2倍も違うとなると、自分の仕事にやりがいを感じたくないとは言えないですよね。
そして、2倍の生産性を持っていると分かって自分の仕事に価値を感じることができれば、仕事自体も楽しくなるでしょう。
「これはやりたくないな~。」と、義務感で仕事をするのはとてもつまらなくて辛いです。
しかし、自分の興味や目標を持って仕事をすると、仕事が「趣味」になり、ストレスレベルが下がります。
仕事が楽しくなると、仕事や他の人との付き合い方が活発になり、生産性が向上し、優れた結果が得られ、さらに楽しくなるという好循環を生み出すことができるのです。
やりがいが見つからなくなる原因は?
仕事でやりがいがなくなってしまうのは報酬、評価、将来の可能性などに不満がある場合に起こりやすくなります。
例えば、仕事の内容自体に不満がなくても、評価や報酬に満足できなければ、それだけの価値はないと感じるかもしれません。
成果を挙げられる状況が少なかったり、達成感がなかったり、評価される場がなかったりすると、メリハリをつけられず仕事が楽しくなくなります。
収入以外のやりがいを見つける方法
では、収入以外でどのようにしてやりがいを見つければいいのでしょうか?
試してみてほしい6つの方法をご紹介します。
自分の中で一日の目標を決める
まずは自分の中で、その日中に終わらせたい・完成させたいなど仕事の目標を決めるという方法です。
仕事の結果、仕事の質、スピードなどの目標を設定することで、達成したときの「達成感」を味わうことができます。
効率よく仕事ができるので生産性もあがります。
注意点は、自分自身のやる気を起こさせるためには、自分にとって少しむずかしい目標を設定しなくてはなりません。
簡単な目標だと「まぁちょっとサボっても大丈夫か」と自分をだらけさせてしまい、やる気が続きません。
やる気を持続させるためにも少しむずかしい目標を設定するようにしましょう。
また、その目標が会社にとって利益のあるものとしましょう。
「今日中に2件契約を結ぶ」など、達成することで誰かから評価される目標だと達成したときの喜びも2倍になりますよ。
目標となる人を決める
あなたが尊敬できる、近くの人を見つけましょう。
上司などから尊敬する人を見つけるのは比較的簡単だと思います。
また上司だけでなく、入社した社員や後輩と「〇〇さんに向けて頑張ろう」と一緒に目標を決めるのもいいですね。
尊敬する人をひとりに決めることが出来ない場合は、「◯◯についての目標」と、スキルごとに誰を目標にするのかを決定することをおすすめします。
ライバルを見つける
競争するライバルを見つけましょう。
部門ごとに全く違う仕事をしている人と競争していても、競争するのは難しいです。
可能であれば、同じ部署の同じような立場と年齢の人がおすすめ。
相手よりできる仕事ことが増えることは嬉しいですよね。
お互いライバルとして頑張り続け、良い結果を得るようになれば会社内での評価もどんどん変わってきますよ。
自分のスキルを”ブランド化”する
”ブランド化”というと少しむずかしいかもしれませんが、「◯◯といえば◯◯さん」という風になりましょう。
それは、専門スキルでなくても大丈夫。
「丁寧に書類をつくってくれるなら◯◯さん」
「美味しいお茶を入れてくれるなら◯◯さん」
「笑顔で接客をしてくれる◯◯さん」
のように自分自身にイメージをつけるのです。
意味のないことのように感じるかもしれませんが、自分のスキルを1つ自覚しておくことは重要です。
たとえば、新人研修で「お茶を入れるなら、◯◯さんが美味しいから◯◯さんに入れ方を聞いてね」と言われると嬉しいですよね。
「自分がなりたいこと」や「他人に見てもらいたいこと」などの目標(ブランド)を設定すれば、自分の仕事に誇りを持てるようになります。
それだけでなく、他の人が「ありがとう」を評価して評価するようになり、仕事がよりやりがいのあるものになります。
本業のスキルを使って副業を始める
本業で学んだことを、副業にしてみると「スキルがお金になる」実感がわきます。
例えば、WEB制作の会社で働いている人が、WEB制作の副業として仕事を受注したとしましょう。
普段は決められたことをやっているだけなので気づかなかったことも、自分ひとりで仕事をするとわからないことが出てきます。
「もっと◯◯というスキルがほしい」「◯◯についてもっと学びたい」と、スキル向上の意欲が湧いてくるはず。
副収入も得られて一石二鳥ですね。
まずは、クラウドワークスなどの仕事を単発で受注できるクラウドソーシングの利用から始めてみましょう。
転職活動をしてみる
どうしても今の仕事を続けてもやりがいを見つけることができないと感じるなら、転職を検討しましょう。
納得のいく転職活動では、給与体系や勤務地、勤務時間などの他、職場のムードや取引先、将来ビジョンなども含めてよく考えてみることが大事です。
就職後に後悔しないよう、まず自分にとってのやりがいを自己分析してみるのがおすすめ。
収入以外で、「自分が言われて嬉しいこと」や「やっていて楽しいこと」を探してみてください。
何を優先して物事を捉えるかは個人差がありますので、自分自身を分析すると新たな発見があるかもしれません。
様々な業種や会社の中から自分に合うものは何かを知るには、自分の適性を考えましょう。
そのことが面接でのやり取りで役に立つこともあります。
まとめ
仕事のやりがいを持つことは、自分自身が楽しく仕事をするだけではなく「スキルや能力」の向上にもつながります。
やりがいを見るけるためにはまずは自己分析から始めてみてください。
「自分がどういうときに楽しいと感じるか」を知ることができれば、今後の色々な選択の場面でも役立ちますよ。
人生の大半の時間をともにする「仕事」をどうせなら充実して楽しいものにしちゃいましょう!
それでは!
ナナミル編集部。トレンド、ドラマレビュー、アニメ、まとめ記事を担当しております。