9月1日からスタートする「マイナポイント」。
マイナンバーカードを持っている人がキャッシュレス決済を行うと、最大5000円分のポイントが還元される制度です。
マイナポイント自体はTVニュースやSNSで取り上げられているので、知っている方も多いのではないでしょうか。
しかし、いざポイントを使いたいと思っても、TVやSNSでは使い方やお得な決済方法までは詳しく教えてくれませんよね……。
「まずは何をしたら良いの?」
「そもそもマイナポイントって何のポイントなの?」
本記事ではそんな疑問をわかりやすく解説していきます。
お得にマイナポイントを貯める方法もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
それではいってみましょうー!
もくじ
そもそもマイナポイントとは?
マイナンバーカードを使用し、スマホ・PCから予約と申込をすると利用できる「マイナポイント」。
申込時に選んだキャッシュレス決済サービスを使って買い物やチャージをすると、利用金額の25%分のポイントがもらえます。
これだけ聞くと、ものすごくお得なキャンペーンですよね。
しかしマイナポイントを利用するメリットとデメリットがわからないと、登録するのも少し不安に感じてしまいます。
メリットとデメリットをそれぞれ見ていきましょう!
マイナポイントのメリット
その1.ポイント還元率が25%と非常にお得!
マイナポイント最大のメリットは、何といってもポイント還元率の高さ!
以前PayPay(ペイペイ)が「100億円還元キャンペーン」で購入額の20%を還元していましたが、それ以上の還元率です。
PayPayと違って「早いもの勝ち」ではなく、利用者全員に還元される点もメリットと言えますね。
ただしポイント付与の上限は一人につき5000円分まで。
総額2万円までの買い物がポイント還元の対象です。
その2.自分がよく使う決済サービスのポイントを貯められる
マイナポイントと聞くと、「何に使えるポイントなの?」と思ってしまいますよね。
名前で勘違いされやすいですが、”マイナポイント”という新しいポイントが貯まるわけではありません。各決済サービスのポイントが貯まる制度です。
例えば、au PAY をよく使う人であれば、マイナポイント申請時にau PAYを登録しておきます。
そしてポイント付与期間中にau PAYを使うと、au PAYのポイントがもらえる(残高が増える)わけです。
その3.決済の方法が豊富!
7月22日現在、マイナポイントに登録できる決済サービスはなんと111社も存在します。
サービス開始の2020年9月1日に向けて、さらに追加される予定です。
今後ほぼ全ての決済サービスがマイナポイントの登録対象となるでしょう。
現在登録できる決済サービスの内訳は、下記の通りです。
【決済サービスの内訳】
決済方法 | 社数 | サービス名 |
電子マネー | 44社 | ICOCA,Suica 等 |
プリペイドカード | 23社 | VANDLECARD,mijica 等 |
QRコード | 16社 | Famipay,メルペイ,auPAY 等 |
クレジットカード | 24社 | 楽天カードや三井住友カード 等 |
デビットカード | 4社 | ジャパンネット銀行や三井住友カード 等 |
登録できる決済サービスが多いため、新しくクレジットカード等を作る必要がないのは良いですね。
キャッシュレス決済をまだ利用していない人も、この機会に使いやすい決済サービスを見つけてみましょう!
マイナポイントのデメリット
その1.マイナンバーカードが無いと予約申込ができない
マイナポイントを利用するには、マイナンバーカードが必要です。
マイナンバーカード取得には、申請してから最低でも1ヶ月程度かかります。
まだ持っていない人は早めに取得しておきましょう。
※マイナンバー通知書ではマイナポイントの申請はできません。
その2.ポイント取得までの期間が会社によってバラバラ
マイナポイントの付与タイミングは会社によってバラバラです。
<例>
・決済毎や月末締めで翌月中に付与。
・累計2万円使わないと付与申請がされない。
すぐにポイントが欲しい人にとっては、少し使い勝手が悪いと感じるかもしれません。
ポイントを貯めておいて一気に使いたい人であれば、そこまで大きなデメリットではないでしょう。
その3.ポイントがもらえる期間が決まっている
マイナポイント制度でのポイント付与期間は、2021年3月31日までです。
2020年9月1日〜2021年3月31日の半年間までに決済サービスで買い物やチャージをしたものが対象となります。(※キャンペーン開始前の購入やチャージはポイント対象外)
前述の通り、マイナンバーカードの申請には約1ヶ月かかります。
キャンペーン終了間際に申請しても間に合わない可能性があるので、要注意です。
特徴のまとめ
【メリット】
- 事前に登録しておくだけでお買い物がお得になる!(ただし上限5000円まで)
- よく使う決済サービスやクレジットカードのポイントが貯まる。
- 決済サービスを使ったことがない人は、お得なサービス付で使い始められる。
【デメリット】
- マイナンバーカードを持っていない人は取得をする必要がある(最低でも1ヶ月程度かかります)。
- ポイント付与のタイミングが会社によって違うため、付与が遅いものもある。
- ポイントの付与期間が決められている(2020年9月1日〜2021年3月31日)。[/aside]
マイナポイントは事前に簡単な準備さえしておけば、消費者にとってお得な制度です。
登録方法はマイナポイントの専用ページに掲載されているので、そちらで早めに登録しておきましょう。
5000円還元だけじゃない! さらにお得な決済方法はこれ!!
ここからはマイナポイントをさらに活用する方法を見ていきます!
マイナポイントで還元されるのは5000円分が上限ですが、それ以上にポイントがゲットできる方法があります。
選ぶ決済サービスによっては、マイナポイントに登録すると追加でポイントがもらえます。
ポイント以外にも各種特典が付いている決済サービスをご紹介します。
お得な決済サービス5選
マイナポイント制度では、登録できる決済サービスは1社のみです。
複数のサービスを登録できないので、どれかひとつに絞る必要があります。
オススメ別に各決済サービスの特典内容を見ていきましょう。
その1.手間をかけず確実にポイントが欲しい人:d払い
DoCoMo(ドコモ)が提供するd払い(Q Rコード決済)では、登録するだけで1500円相当のポイントがもらえます!(※dカード(クレジットカード)で登録した場合は500円相当)
さらにチャージまたは買い物の金額の5%を還元(上限1000円)。
マイナポイントと合わせると最大7500円分のポイントがもらえます。
dポイントはアマゾンやマクドナルド、ローソンなどで幅広く使えるため、貯まったポイントが使いやすく非常におすすめです。
その2.メルカリをよく使う人:メルペイ
メルカリが提供している決済サービス・メルペイ。
最近CMでよく見かけるようになりましたよね。
バーコード・QR決済に加えてID決済ができるので、使えるお店も多いです。
メルカリ内で買い物をすると5%還元(1000ポイントが上限)されます。
さらに8月31日までにメルペイにチャージをすると10%還元(1000ポイント上限)され、合計2000円分お得になります!
ただし還元の条件として、「メルカリ内での購入」が必須となります。
メルカリをよく利用する人にはオススメです。
その3.近場でポイントが使えるお店が多いと嬉しい人:Pay Pay
なんと言ってもPayPayを使うメリットは使える店舗数が多い事ですね!
現在194万ヶ所以上で使う事ができるため比較的近場のお店で決済サービスを使うことが多い方にとっては大変便利ですよね!
キャンペーンとしては8月31日までにマイナポイントを登録をすると抽選でポイントが当たる可能性があります。
確実にポイントがもらえるわけではない点はメリットはあまり感じませんが利便性重視であればPayPayをおすすめします!
その4.クーポンや特典が少しでも多い方が嬉しい方はおすすめ!:LINE PAY
LINE Payは通常の決済サービスに加えてLINEスタンプやLINEデリマなどのLINEの各サービスにも使えるので利便性は高いです!
キャンペーン内容は2020年8月25日までにマイナポイントに登録をすると3ヶ月間毎月特典クーポンが最低6枚〜最大15枚もらえます。
クーポンの内容はコンビニやスーパーなど様々な店舗の割引クーポンが主なので色々なお店で買い物をする事が多い方にとってはおすすめです!
その5.安心なクレジットカードをよく使う方はおすすめ!:三井住友カード
決済サービスといっても様々ありよくわからないと思うかたにおすすめなのはクレジットカードです。
キャンペーンとしては抽選で100名に10,000ポイントが当たるという事で確実ではありませんが還元という意味ではこの中では一番高額な還元額ですね!
周りの声を聞くとマイナンバー情報を登録することに不安をお持ちの方も多いようで加えてあまりまだ普及していない決済サービスを使うのにも抵抗がありますよね。
その点知名度のある銀行のクレジットカードだと使いやすくサポートもしっかりしているので還元内容も少しは興味あるけど安心が一番と思っているかたにはおすすめです!
まとめ
まだまだ9月に向けて登録できるサービスの会社は増えてくるのでどれにしようか迷ってしまいますよね。
悩んでいるうちにキャンペーンが終わっちゃうってこともよくありますし私もそのうちの1人です(笑)
もちろん急ぐ必要はありませんがこの記事を読んでくださった方が、この機会にマイナンバーの準備や自分にあう決済サービスを登録しておいてこのお得なキャンペーンの恩恵をしっかり受けてもらえると嬉しいです!
最後まで読んでくださってありがとうございました!
ナナミル編集部。トレンド、ドラマレビュー、アニメ、まとめ記事を担当しております。