「派遣看護師をしたいけど、派遣会社が多くてどこが良いか分からない」と悩んでいないですか?
看護師派遣会社のおすすめの選び方
求人数が多いと、自分の希望する条件や好条件の求人に巡り合える可能性が高いです。
もう一歩踏み込むならば、「自分が希望する求人」が多い看護師派遣会社を選びましょう。
単発派遣求人が豊富な会社や、病院への派遣に強い会社など、会社ごとに強みは異なります。
いくら求人数が多くても、自分のニーズと合致していなければ意味がありません。
そんなことにならないように、実際に登録し働いたことのある私が、派遣会社の強み別におすすめを紹介します。
おすすめの看護師派遣会社
①迷ったらとりあえずここ! 『看護のお仕事(派遣)』
レバレシーズメディカルケアが提供する『看護のお仕事派遣』。
非公開求人がとにかく豊富。
公開するとすぐに応募者が殺到してしまうような好条件求人が多数あります。
派遣先は介護施設が多く、病院やクリニック以外での仕事を探している人には特におすすめ!
また、紹介予定派遣に強く、派遣先と相性が良ければそのまま就職できます。
対応地域 | 全国 |
看護師派遣求人数 | 5585件 |
対応職種 | (准)看護師、保健師、助産師、その他 |
②単発派遣ならスーパーナース
スーパーナースは、20年以上の実績がある老舗サイトです。
求人数も多く、単発派遣のシステムが魅力的。
サイト内のカレンダーから勤務したい日付をタッチすると、その日に勤務可能なお仕事を表示してくれます。
あとは、気に入ったお仕事があれば予約するだけ!
単発派遣をしたい時は必ずスーパーナースさんでしているくらいに便利です。
老舗なだけあって、求人内容や種類が豊富。
長期の派遣は、病院、クリニック、介護施設など。
単発派遣であれば、訪問入浴やデイサービスの求人が多い印象です。
また、遠方や離島の応援ナース求人もたまに出ているので「応援ナースをしてみたい!」という人にもおすすめです。
対応地域 | 東京、北海道、宮城、埼玉、千葉、神奈川、静岡、愛知、大阪、兵庫、広島、福岡 |
看護師派遣求人数 | 25742件 |
対応職種 | (准)看護師、保健師、助産師、その他 |
③働き方いろいろ!MCナースネット
MCナースネットのおすすめポイントは、求人の多様性です。
病棟、クリニック、介護施設はもちろん。
保育園やコールセンター、ツアーナースや応援ナースまで!
また、就職支援も行っているため、紹介予定派遣が多い!
就職をしたいと考えた時にそのまま相談できるのも魅力の一つです。
対応地域 | 全国 |
看護師派遣求人数 | 1406件 |
対応職種 | (准)看護師、保健師、助産師 |
看護師派遣のメリット3つ
看護師派遣をするメリットは様々あります。
メリット1.サービス残業がない
看護師派遣の給料は、時給制です(夜勤などでは、日給の場合がある)。
なおかつ、給料は派遣会社が払うので、タイムカード通りに給料が発生します。
派遣先のスタッフもそれを理解しているため、残業自体がほとんどありません。
メリット2.ライフスタイルに合わせて勤務が可能
正規職員としてフルタイムで働く場合、自分の時間が取りにくいですよね。
看護師派遣であれば、自分の希望に沿った条件で働けるため、生活に合わせた働き方が可能です。
また、看護師派遣サイトの求人では「残業なし」など条件に合わせて仕事を探せます。
メリット3.人間関係の煩わしさが少ない
派遣先のスタッフから見ると、派遣の看護師は外部の人間です。
3ヵ月や半年で移動していく派遣看護師に、そこまで深く関わる病院スタッフはいません。
そのため、病棟などに比べて人間関係はかなりあっさりしています。
派遣会社を利用している施設は、派遣看護師の数も多いので安心できます。
もし何かトラブルがあったとしても、派遣会社の担当に相談できますし、よっぽど酷い状況であれば契約期間を繰り上げて終了することも可能です。
看護師派遣のデメリット3つ
看護師派遣にはデメリットも存在します。
予め意識しておくと、問題を避けてデメリットを軽減できるでしょう。
デメリット1.派遣先と派遣会社で板挟みになることも……
雇用元と派遣先で意見が食い違い、両者の板挟みになることもあります。
実際に私も経験しました。
例えば、看護師には欠かせない情報収集や申し送りで前残業が発生する場面。
派遣先には時給の範囲外と言われ、派遣会社にそれを伝えると「申し送りに出なくて良い」と言われることも……。
このようなことが起こらないように、前残業の有無や気になる点は面談時などにしっかり確認しておきましょう。
デメリット2.派遣先の福利厚生は受けられない
派遣看護師は派遣会社に雇用されているため、福利厚生なども派遣会社の規程によって提供を受けます。
派遣先に直接雇用されている看護師が資格手当をもらっていたとしても、派遣スタッフには適用されません。
デメリット3.気に入った派遣先でも一定期間で移動しなければならない
通常の派遣では、3ヵ月~半年程度で契約の更新を行います。
時には、自分が気に入っている職場であっても契約更新がされず、別の派遣先へ移動しなければならないことも。
良い勤務先で就職もありと考えている場合は、紹介予定派遣で働くことをおすすめします。
派遣看護師のお給料ってどのぐらい?
地域によって変わりますが、おおよその時給は下記の通りです。
- 首都圏……時給1700~2400円程度
- 名古屋・大阪近郊……時給1600~2100円程度
- その他……時給1200~1500円程度
あくまで目安として参考にしてください。
ちなみに、時給2000円を月給に換算すると32万円となります。
ここから保険料や税金を引いた実質的な手取りは、28万円程度です。
正規職員と比べると賞与などがないので、少し低いか同程度となっています。
ただ、病棟での大変さを考えると十分満足な給料だと思っています。
まとめ
最後に少し記事の内容をおさらいしておきましょう。
- 派遣会社は、自分の希望する求人が多い会社を選ぶと良い。
- 派遣会社の中で特におすすめなサイト
長期的な派遣だと看護のお仕事(派遣)
単発派遣ならスーパーナース
ツアーナースなど珍しい職場が良いならMCナースネット - 看護師派遣にはメリット・デメリットがあるが、デメリットは事前に備えておけば軽減できる。
- 看護師派遣の給料は正規職員とそこまで変わらない。
是非皆さんも自分にあった派遣会社を見つけて楽しい看護師ライフを満喫しましょう。
フリーライターや派遣看護師、塾講師などをしながら生きている人。
元ひもだったりもする。