仕事や職場で性格が変わってしまった人は元に戻らない?症状が出たら注意しよう!

仕事の悩み

 

今まで付き合っていた友達に、「仕事を始めてから性格が変わった」と指摘をされると心配になりますよね。

「自分では普通にしていたつもりなのに……」と落ち込んでしまう人もいるかもしれません。

 

仕事の環境によっては、自分自身の性格が変わってしまうことも実際にありますが、悪いことではありません。

しかし、自分自身が気になりだすとどうしても直したいと思いますよね。

 

そこで今回は、仕事で性格が変わってしまう理由やその改善方法についてご紹介していきます。

自分の今の性格に悩んでしまっている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

仕事の環境で性格が変わる理由

仕事の環境で性格が変わってしまう一番の理由は、長時間同じ会社の環境にいるからです。

もちろん変わらない人もいて個人差がありますが、関わる人間関係によって人は少なからず影響を受けます。

 

そして、社風に合う人たちが集まるのも”会社”という集団の特徴。

 

  • 体育会系のノリが多い会社は、体育会系のノリについていける人が多い
  • 静かに黙々と仕事をする会社は、密にコミュニケーションとることを望んでいない人が多い

 

というように、社風を苦痛だと感じないからこそその会社で働き続けている人が多いわけです。

 

長時間考え方の似た人たちと過ごすことで、「体育会系のノリが普通」などというように”普通(固定概念、常識)”がどんどん変わっていきます。

 

また、仕事では仕事の内容も大きく影響がでることも。

例えば接客業の仕事をしている人は、日々働きながらコミュニケーションを円滑にする方法を吸収してるため、プライベートでもコミュニケーション能力が向上しやすくなります。

少しのミスも許されないような仕事をしている人は、神経質になり何度も確認するクセがつくため、プライベートでも神経質になりがちです。

職場環境が悪影響になってしまうことも

仕事で性格が変わることは、別に悪いことではありません。

どんな人でも人間関係で影響を受けることはあります。

 

しかし、その影響が悪影響の場合はあなたのプライベートな人間関係にも悪い影響が出てしまい少し危険かもしれません。

ではどういった職場環境だと性格に悪い影響を及ぼされてしまうのでしょうか?

人を見下す上司や先輩が多い

人を見下して、相手を小馬鹿にしているような人が職場にいると悪影響になることが。

人を見下す人は、基本的に相手の話を素直に聞き入れることができません。

プライドが高く、自分の行動に絶対的に自信があるからです。

 

そのような人たちに囲まれていると、”人を見下す見方”をしてしまうようになります。

 

例えば、会社で「Aくんは初心者の割に、多少マシだな」なんて会話を毎日聞いていたとしましょう。

すると、プライベートでも”初心者”や”素人”のようにやったことのない人に対して「この人達はできない人」と固定概念で相手を見てしまうようになります。

 

バカにしているつもりはなくても、周りの人たちは”できない人”だと見下されて話をしていて気持ちよいわけがありません。

パワハラやセクハラなどの精神的ダメージがある

そして、人格を大きく変えてしまう理由の1つにパワハラやセクハラなどの精神的ダメージを与えられる行為があることです。

 

パワハラで毎日怒鳴られて怒られていては、どんどん自分に自信をなくしてしまいます。

自分の発言に自信を持てずオドオドしたり、明るかった人でも笑わなってしまったり、人格自体が変わってしまうことも。

 

セクハラで悩んでいる人は、男性と関わることも怖くなりプライベートな人付き合いにも影響が出てしまうこともあるでしょう。

飲み会や接待が多い

会社の社風によっては、飲み会や接待が多い職場もあります。

飲み会や接待自体が悪いわけではありませんが、その飲み方や行く店によって性格が変わることも。

 

たとえば、飲み会で”一気飲み”など体育会系のノリが多い会社では”無茶をする”ことが当たり前になってしまいます。

そのノリに慣れると、友達などの飲み会でも無茶を強要し、相手が断ると「ノリ悪いな~」と思ってしまうように。

 

また、キャバクラや風俗などの女性と一緒に過ごすような場所が好きな先輩や上司と過ごしていると、「女好きな人」に自分自身も変わることがあります。

仕事で性格がとくに変わりやすい人の特徴

仕事で性格がとくに変わりやすい人には、ある共通点があります。

それは、今まであまり社交的に人と関わっていなかったということ。

 

社交的に人と関わってこなかった人は、今まで自分にとって心地よい人たちと付き合っている場合が多いです。

自分と似たような価値観の人たちと関わっていたため、性格が変わる機会があまりありませんでした。

 

しかし、会社は自分の価値観と全然違う人たちが集まる場所。

必然的に色々な価値観に触れ、周りの価値観に対しても敏感に感じるようになるでしょう。

 

そのため、性格が変わりやすくなるのです。

変わった性格を直したいときは?

性格が変わることは決して悪いことではありません。

しかし、自分が「性格悪くなってしまった」と思ったり、周りから「性格変わったね」と指摘されたりして悩んでしまっている人もいるでしょう。

 

変わってしまった性格を直すためには2つの方法があります。

仕事以外の時間をつくる

仕事につかう時間を減らし、できるだけ自分の興味があることに没頭できる時間をつくりましょう。

残業や休日出勤などをできるだけ辞めて、プライベートな時間を設けるようにしてください。

 

仕事や職場の環境だけにずっと触れることで、自分自身の考え方も変わってしまいます。

 

仕事以外に熱中できることや仕事以外の時間をつくることで、自分の本来持っている考え方や新たな刺激を受けることで性格が変わるのを防ぐことができます。

会社以外のひとたちに触れる

会社の中だけの人間関係だけではなく、友達や恋人など他の人たちと会う頻度を増やしましょう。

会社以外の人達とコミュニケーションをとることで、自分の中にできた固定概念を取っ払うことができます。

 

また、友達は自分の小さな変化にも気付いてくれます。

自分では気づけなかった変化にも気付いて指摘してくれるかもしれません。

まとめ

仕事や職場で性格が変わってしまうことは実際にあります。

しかし、悲観的になる必要はありません。

 

まずは自分の性格がどのように変わっているのか分析して、会社の環境が影響していると感じた場合はまずできる対策から取り組んでみましょう。

変わってしまうときは自覚が持てていないこともありますので、自分だけではなく周りからの意見を大切にしてくださいね。

 

それでは!