仕事をすることは、お金のためであることはもちろんのこと、自分自身のスキルを高めるためにも大切なことです。
しかし、毎日イヤな上司に頭を下げ、残業や休日出勤など長時間勤務をして疲れている人も少なくないでしょう。
会社員をしている中で、会社に通って仕事をするのがしんどいと感じるようになったときに
「もしかしたら、私社会不適合者なのかな」
と、心配になる人もいるかもしれません。
しかし、”会社員に向いてない社会適合者”だっているんです!!
今回はそんな「会社員=社会的号車ではない!」ということについてお話していこうと思います。
もくじ
会社員が向いていないと感じる原因
そもそも、どうして会社員に向いてないと悩んでしまうのでしょうか?
この原因を考えることはとても大切。
自分に合う働き方・合わない働き方を理解することで、これからどういう働き方を目指すのか知ることができるようになります。
会社員に向いていないと感じる理由は人それぞれありますが、大きく分けて3つに当てはまる人が多いと思います。
②同じことの繰り返しがしんどい
③集団で動くより1人で進めたい
ひとつずつ見ていきましょう。
1日8時間も働くのが辛い
「1日8時間で帰る」ことが当たり前なのが、会社員という働き方。
しかし、8時間という時間をよく考えてみると、とても長い時間だと感じてしまいますよね。
起きている間、大半時間を費やして働いているようなものですから当然でしょう。
さらにこの定時間の8時間から残業や休日出勤がプラスされたら、自分の時間など持てるはずがありません。
趣味や自分のための時間を、平日1時間すらとれていない人も多いのではないでしょうか。
また、働く時間が決められているため、自分のやるべき仕事が3時間で終わったとしても帰ることはできません。
時間が拘束されていることでお給料は必ず出るのが会社員のメリットですが、その分余った時間を”自分の時間”に変えることができません。
同じことの繰り返しがしんどい
同じことの繰り返しが嫌いな人も会社員に向いていない可能性があります。
会社員として働くと、同じことの繰り返しが基本。
・仕事をするときは基本スーツで出勤する。
というように、働き方が変わるようなことがありません。
月曜日から金曜日まで同じ繰り返しで働き、土日で月曜日からの仕事のために休息するような生活を繰り返し「自分の時間」を使えていない人も多いでしょう。
毎日が同じルーティンだと、「生きているために働いている」のではなく「働くために生きている」ように感じるようになってしまいます。
集団で動くより1人で進めたい
集団で仕事をするよりも、1人で仕事を進めるほうが好きな人にとっては会社員という働き方は苦痛です。
会社は、人の集まりでありチーム一丸となって仕事を進めて成果を出すのが基本の流れです。
1人だけで仕事を進めるようなケースはあまりありません。
そのため、1人で仕事を進めるのが好きな人にとっては、仕事が自分のペースで進めることができずストレスを感じてしまいます。
他にもコミュニケーションが必須になってくるのが会社員の働き方。
飲み会や会社のイベントなど、仕事以外にも付き合いが必要になるため、苦痛に感じる人も多いと思います。
しかし、社内でのコミュニケーションも会社員にとっては大切なことですので断ることがなかなかできません。
結果的に、せっかくのプライベートな時間を会社のために費やすことになってしまうのです。
会社で働けなくても社会不適合者ではない
このように、会社員という働き方に向いていない性質の人は多くいます。
とはいえ、自分の働いている会社がホワイト企業で、一般的に”良い会社”といわれるところであるほど「自分の忍耐力がないのかも」と落ち込んでしまいますよね。
会社のせいにもできず、「会社員として生きていけない自分がダメなんだ」と自分を責めてしまうことも。
しかし、あくまで会社員としての働き方が自分に合っていないだけで、社会不適合者なわけではありません。
たとえば、学生時代に「英語は得意だけど科学が苦手」な子もいれば「科学は得意だけど国語ができない」子もいたでしょう。
仕事でも同じように、得意分野・苦手分野があって当然なのです。
実際に、会社員のときには上手く仕事ができずに悩んでいた人も起業・独立したことで本領発揮することができ成果を出す人もいます。
クリエイティブな仕事をしたことがない人が、やり始めたら向いていた!なんてことも。
このように、すべての人が同じ働き方で同じような成果が出せるわけではありません。
会社員に合っている人が会社員をするから、成果を発揮できているだけです。
周りの価値観が自分の価値観ではない
しかし、日本は「大企業に就職して安定した職についたほうが良い」という固定概念が未だに根強い国。
そのため、会社を辞めたいと相談したときに
「会社員は辞めるなんてもったいない」
「正社員のほうが安定している」
というような意見を投げかけられるような場面も多いです。
しかし、これはただ”固定概念”。
幸せになるための絶対条件ではないですよね。
会社に勤めることで幸せな生活を送ることができる人もいます。
逆に、会社で働くことで心身不調になってしまう人もいます。
誰かが決めた「幸せな生活の送り方」があなたに当てはまるわけではありません。
周りからいわれた言葉をひとつひとつ否定する必要はありませんが、「この人はそういう価値観なんだな」と割り切って聞いておきましょう。
会社員以外にも楽しく生きる働き方がある
会社員以外の選択肢でも生活することは難しくありません。
・派遣社員担って仕事をする
・独立・起業をする
など、働き方にも色々あります。
フリーターとして働く場合や派遣社員で働く場合でも、社会保険に入れてくれる会社も存在します。
なかには、ボーナスを出してくれるような会社も。
「すぐにクビを切られてしまうかも、契約を切られてしまうかも」なんて話もありますが切られたらまた新たな仕事を探せばいいだけです。
求人は常に色々な会社から出ていますし、派遣会社もさまざまな会社が存在します。
働いている会社できちんとスキルアップしていれば、新たな仕事に就くことは難しくありません。
また、自分の持っているスキルを使って起業してフリーランスになることも可能です。
働く時間や場所はもちろん、自分のやりたい仕事ができるため会社員時代にストレスだったことも解消されるでしょう。
色々な働き方に触れることで視野が広がる
今は、YOUTUBEやブログ・SNSなどでさまざまな生き方をしてる人のリアルな現状を知ることができますので調べてみることもおすすめです。
色々な働き方に触れることで、「無理に会社に馴染んで頑張らなくていいんだ」と思えるようになりますよ。
自分が働きやすいと思える働き方、自分が仕事を楽しいと思える環境で、仕事をするのが一番です。
まとめ
会社員という働き方を辞めて、自分らしい働き方を始めたことで「年収が会社員時代よりも結果的に多くなった!」なんてことも少なくありません。
自分らしい働き方をすることは、自分の能力を発揮しやすい環境になるということですので収入が増える可能性もあがるのです。
「会社員に向いていないかも」と、悩んでいる今が大きな一歩を踏み出すチャンス。
現状を不安に感じた今こそ、働き方を見直してみてくださいね。
ナナミル編集部。トレンド、ドラマレビュー、アニメ、まとめ記事を担当しております。