いつもは朝起きて満員電車に揺られながら頑張って会社にむかえるけど、
「今日はもうどうしても頑張れない……。休みたい……。」
という日、ありますよね。
そんなときに、頭の脳裏に浮かぶのは『ずるやすみ』の言葉ではないでしょうか。
「身体がしんどいわけじゃないのに休んだりしたら迷惑がかかってしまう」と責任を感じて休みが取れないひとも多いと思います。
しかし、断言します。
会社を「ずる休みしてでも休みたい」という感情、それは『ずる休み』ではなくれっきとした『体調不良』ですよ!
もくじ
”ずる休み”なんて存在しない。行きたくないのは心の風邪
なんとか踏んばって頑張っている、会社への通勤。上司からの叱咤のお言葉。会社の人間関係。
普段は出来ていることを「頑張れない」と心が判断して、「今日だけはそんな目にあいたくない。休みたい。」と思う。
つまり、心が完全に疲れてしまっている状態です。
頑張れないのはあなたが悪いわけではありません。
理由も体調不良でOK。嘘ではないんですから。
「熱があるわけでもないし、咳が出てるわけでもないし……。」と思うかもしれません。
でも、今崩しているのは心の体調です。
心の調子がよくないからこそ、休みたいと感じるのです。
また、会社は働く会社員の皆に「休んでいいよ」と、有給休暇を付与する義務があります。
会社が渡してくれた有給休暇の1日をどう使おうと、誰も責めることなどできません。
会社で働く人たちに必ず付与される権利なわけですから「会社の皆に申し訳ない」と思う必要もないです。
「休む」ことにおいての権利は平等ですので、自分を責める必要もありません。
1日”ずる休み”するくらいは自己管理のうち
そもそも、会社を休むというのは自己管理です。
「今日は、会社を休む」と自分で決めて心の体調を整えているのは”ずる”ではありません。
むしろ何も考えずに「しんどいな~」と思いながら通っている方が、自己管理ができていないといえます。
心が病んでしまったほうが迷惑になる
例えば、毎日高熱があっても会社に来ている人がいたとします。
その人が体調を大きく崩し入院、となったらどうでしょうか。
そのほうが、会社に迷惑がかかってしまうと思いませんか?
心でも同じです。
「ずる休み」したいほど会社へ行くのがいやな状態を無視していたら、いつか心が病んでしまうかもしれません。
心が病んで会社に行けなくなったほうが、迷惑がかかってしまいますよね。
あなたが潰れても会社は面倒を見てくれない
また、そんな状態になって会社に通えなくなったあなたを面倒見てくれるような会社は少ないです。
「会社のために心が病むまで頑張ってきたのに……」と悲しくなりますが、これはどうしようもない事実。
会社からすれば、心の健康状態を崩さないようにすることも自己管理のうちです。
働き方改革などで少しずつ世の中も変わってきていますが、自分の心の健康状態は自分で管理するしかないのです。
自分が1日いなくてもどうにかなる。絶対になる
「そうはいっても自分が1日休んだら迷惑がかかってしまうかも!」と責任感の強い人は感じると思います。
でも、安心してください。
絶対に、どうにかなりますよ。
私が企業に勤めていた頃、営業以外の仕事すべてをひとりでやっていました。
しかしある日、体調不良で仕事を休むことに……。
「営業さんに迷惑をかけるだろうな。」と本当に申し訳ない気持ちになりましたが、
気づいた頃には夜になっていて、何事もなく1日が終わっていました。
正直かなりびっくりしましたが、ホッと胸をなでおろしたことを覚えています。
営業以外のすべてのことをやっていた私でも、1日休んで問題なかったんです。
それでも「申し訳ない」と思うのであれば、またあしたからバリバリ働いて1日分取り戻すつもりで頑張れば大丈夫。
今は自分の体調を戻すことに専念しましょう。
休んだ日は思いっきり自分を甘やかそう!
さぁ、会社休むって決めたならとにかく自分のことを思いっきり甘やかしましょう!!
いつも取れるはずの疲れが、休日2日間で取れなかったんです。相当心は疲れているはず。
めちゃくちゃ寝るのもよし、テレビを見るのもよし、漫画を読むのもよし。
明日からどうしよう、会社のことを考える時間にあててはリフレッシュできてないのでやめておきましょう。
おすすめは、映画を見ることです。
AmazonprimeやU-NEXTなどのVODを使えば外に出なくても映画が楽しめますので、会社にバレることもありません。
世界観に没頭できますし仕事のことを忘れて楽しむことができます。
VODをまだどこも登録していない方は、U-NEXTがオススメです。
初月無料で使えるので、会社を休んだ1日のために月額利用料を払う必要がありません。
色々な作品を1日かけて無料で楽しめちゃうので、最高です。
でも、休んだ1日のためだけにお金払って他のVODを月額登録するのはちょっともったいないよね。
U-NEXTの登録はこちらからできます。
関連記事:【動画配信サービス比較】ナナミル編集部おすすめVOD5選
心の余裕のために視野を広げておくのも吉
そして、休みの間に会社に行きたくなくなる根本的な心理的ストレスを解消しておくのもオススメです。
「この会社を辞めることになったら生活できない!」と思うからこそ、会社での自分の立ち位置や人間関係が気になってしまいます。
しかし、他からの収入や転職のすべがあれば「いつでも会社辞めてもいいもんな」と思うことができ心に余裕が生まれて働きやすくなるのです。
転職サイトを見てみる
転職を今すぐ考えていない場合でも、転職サイトに登録して目星をつけておくだけでもかなり心が楽になります。
私の特にお気に入りはdodaです。
給料面や福利厚生面など、待遇の良い企業が多く登録されており「あれ、今の会社より待遇いいな」と思う会社も多いです。
関連記事:【めんどくさがり向け】とりあえず登録するべき転職サイトとその理由
副業をはじめてみる
副業で稼ぐために何かを始めてみるのも、心が楽になります。
実際に副業をしていたらそれが上手くいって、会社をやめることが出来た!なんて話もよく耳にします。
「そんな甘い世界ではない」と思われるかもしれませんが、実際に初期費用をかけずにできる副業はたくさんあります。
クラウドワークスやBizseekといった、クラウドソーシングサービスを一度見てみてください。
「この作業で、こんなにお金がもらえるんだ!」と思える仕事も結構あります。
スキルや資格がなくても自分で稼ぐ方法はいくらでもある、と知るだけで心はかなり楽になるはずです。
長く会社と付き合うために
「休むことは悪いことではない。」と少しでも思うことができたでしょうか。
日本人は勤勉で「自己管理(休みの管理)」が本当に苦手ですが、それで心が病んでしまっては本末転倒です。
あなたの一度きりの人生。
会社に支配されるのではなく、会社と上手く付き合っていける働き方を見つけてみてくださいね。
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いつの間にか会社でお局化している20代主婦。
自分に合う働き方を求めて転職活動を繰り返ながら、副業にもいそしんでいる。
働くことが好きで家事は苦手。自由にさせてくれる旦那さんにいつも感謝しています。