仕事の集中がもたない?集中力はある法則を使えば簡単に手に入る能力!

仕事の悩み

 

Aくん
Aくん
仕事で集中できずに、むだに残業してしまった……

なんて経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか。

 

集中力を持って取り組むメリットがあることは分かっていても、なかなか毎日集中して仕事を続けることは難しいですよね。

 

そこで今回は、仕事をする上で必要な”力”のひとつ、集中力について詳しく見ていこうと思います。

集中力を維持する方法などもご紹介しますのでぜひ実践してみてくださいね!

そもそも集中力って?

まずは、集中力がどういった”能力”を意味するのか改めて見ておきましょう。

集中力とは、「一つの事柄に対して注意を集中して物事に取り組む能力」のこと。

 

「集中力が全くない人」は存在しません。

例えば、好きなことをやっているときや趣味に取り組んでいるときは、集中力を意識せずに何時間もできますよね。

しかし、多くの人は「私は集中力がない」と悩んでしまいます。

 

つまり「やりたくないこと、好きではないことに対しても集中し続ける」能力が仕事をする上でほしいと感じる”集中力”であるといえます。

人間が集中できる時間はどのくらい?

集中力はずっと持続するものではありません。

では、人は実際どのくらい集中することができるのでしょうか?

 

実は、人が集中を持続できるのは15分程度だといわれています。

集中していられる持続時間にはある法則があります。

それは、「15・45・90の法則」というもの。

 

これは、人に備わっている体内リズムに関係しています。

人が集中できる15分の時間を基準に、45分(15分×3)、90分(45分×2)と年齢と共に集中できる時間が少しずつ延びてくるのです。

 

たとえば、小学校の授業は45分前後で設定されていることが多いですよね。

これは、理想の15分の間に休憩(先生の雑談など)をいれることで集中が持つからです。

 

大学生になれば、講義の時間は90分。

90分を超えると大人でも集中力は落ちていきますので、これは集中力のもつ最大の時間です。

集中力を身につけることは仕事をする上でメリット

集中力をもって仕事をすることはミスの防止や時間短縮になります。

また、仕事の質UPにもつながることも大きなメリット。

 

集中せずに仕事をしているような状態では、ミスを見逃してしまいがち。

効率や生産性も下がってしまい、「だらだらと残業をしなくてはいけない」状態に陥ってしまうこともあります。

さらに仕事の質が下がって、やり直しや提出しなおしになってしまってはモチベーションも下がってしまうでしょう。

 

集中力を身につけることは、仕事をする上で”楽しく働く”手助けをしてくれているともいえます。

集中を妨げる3つの要因

集中力を持続させようとするときに、妨げになる要因がいくつかあります。

なかでも代表的なのは主に3つ。

 

・心身の不調

・気が散る環境

・マルチタスク

ひとつずつ説明していきます。

心身の不調

なにかに集中するときには、心も身体も健康な状態でないと持続することはできません。

たとえば、頭痛などの体調不良や寝不足は集中はもちませんよね。

また、悩みがあったり気分が落ち込むような状態になったりしている場合はついつい考え事をしてしまうでしょう。

 

集中するためには、心身ともに健康的である必要があるのです。

気が散る環境

目に入る範囲に物が散らばっていると、集中力が切れてしまいます。

職場が物にあふれており、視界に色々な物が目に入るような場所では仕事の集中も難しいでしょう。

 

また、職場によっては同僚同士で話しながら作業をしているようなことも。

その場合は、聞こえてくる話し声や物音にも集中力が削がれてしまいます。

マルチタスク

仕事でやるべきことが多い場合、マルチタスク化します。

マルチタスクになると、ひとつの仕事をしながらも「これが終わったら◯◯を終わらせて……」などいつも頭の中を色々な仕事が支配しているような状態に。

このような状態になると、目の前の仕事だけに集中して取り組むことは難しいですよね。

ひとつずつ確実に終わらせることが得意な人もいますが、マルチタスクを整理せずに仕事を始めると多くの人は混乱して集中力を切らしてしまいます。

集中を持続させるための対策

このように、人には”集中力を持続させる”ことは難しい仕組みとなっております。

しかし、仕事は毎日長時間。

集中力をずっともたせることなんてできないのでは?と感じてしまいます。

 

しかし、仕事をしていると集中力を持続させながら仕事をしている人もいますよね。

そういった人たちは、「15・45・90の法則」を上手に使いながら小休憩を入れているのです。

 

では実際にどのように集中力を持続させるための対策をとっているのか見ていきましょう。

1日に行う仕事の計画を立てている

朝出社したとき、”その日中にやるべきこと”や”期限が決まっているもの”を優先に仕事の計画を立てます。

その仕事を書き出した上で、緊急性の高いものから処理していきます。

やるべき仕事を終えることができれば”トイレ休憩””たばこ休憩”など5分程度の休息時間をつくることがポイント。

 

「お昼休みでもないのに休憩するのは……」と思ってしまうかも知れませんが、先述した通り集中して仕事をやるほうが仕事の質もあがります。

 

周りの人に迷惑をかけない程度で、仕事と仕事の合間には小休憩を入れるようにしましょう。

何時間もかかる仕事内容の場合は、細かい”達成条件”をつくってそれが終わったら休憩するようにしてくださいね。

集中力を高めるトレーニングをする

読書など、「集中力」を必要とする作業を1日15分でもいいので続けてみましょう。

できれば”好きなこと”よりも”やらなくてはいけないこと”がおすすめ。

仕事が集中できない多くの場合”好きではないこと”ですので、”やらなくてはいけないこと”に集中する能力を高める必要があります。

 

経済新聞を読む・少し難しい本を読むなど毎日、通勤時や退勤時、寝る前などに実践してみてください。

毎日続けることで、集中力は大きくのびますよ!

筋トレなど身体を動かす

座り続けているような仕事では血流が悪くなってしまいます。

そうなると脳のパフォーマンスが下がり、集中力も維持できません。

 

そこで小休憩するときに少しだけ身体を動かしましょう。

やることは、簡単なスクワットなどの筋トレで大丈夫。

 

運動することで脳も活性化して、集中力を持続することができるようになります。

規則正しい生活をする

心身の不調は集中力を下げてしまいます。

毎日の体調管理も集中力を持続するためにとても大切なことです。

夜ふかしなどはせずに、規則正しい生活を送るようにしましょう。

集中力を維持するときにおすすめのアイテム

最後に、集中力を高めるためのおすすめアイテムをご紹介しましょう。

ぜひ仕事をする際のお供にしてみてください!

タイマー

仕事の区切りは「15、45、90の法則」に沿うのが効果的。

しかし、チラチラ「もう15分経ったかな……」と時計を見ていては集中できませんよね。

そこでおすすめなのがタイマー。

”タイマーが鳴るまで集中して頑張ろう”と思えば、最大限の集中力を保つことができるようになるのです。

 

職場で音を鳴らすことが出来ない場合は、バイブレーションへの切り替えができるタイマーがおすすめですよ。


速読本

集中力を高めるトレーニングにおすすめなのは速読本です。

どうせ読書するなら、なにか目的を持って行うほうが良いですよね。

なかでも、速読はより集中力が必要となる読書方法。

読むスピードを上げることで、本を読むことに抵抗がなくなり読書が好きになるメリットもあります。

読書は多くの知識を得ることができるため、仕事のスキルもあがるため一石二鳥ですよ。


適度なお菓子

糖分は、脳のエネルギーにとって必要な要素。

飴やグミなど、作業が少し疲れたと感じたときには口に入れて糖分をとるようにしましょう、


まとめ

集中力は仕事をする上でとても大切です。

集中できる仕組みや時間管理をすることで、少しずつ集中力をあげることができます。

 

難しく考えず、まずはタイマーを使って「15、45、90の法則」を試してみてください。

自分にとって最適なリズムをつかめるようになるはずですよ。

 

あなたが楽しく、集中して仕事ができるようになることを祈っています!

 

それでは!