どうも、転職回数社会人歴4年目で転職回数5回のぺけ(@peke_oxo)です。
最近では「最低3年は同じ職場で勤務しろ!」という風潮も薄まってきていますが、まだまだ転職にマイナスイメージを持つ人も多い。そのため、転職は大きな決断の1つとなっています。
そこで、私の経験から早期転職のメリットデメリットについてお話します。
※筆者は看護師であるため、一般企業の方とは状況が異なる可能性があります。ご了承ください。
もくじ
早期転職は企業も欲しがる?!
最近では、第二新卒と呼び早期転職者を積極的に起用する企業が増えています。
2016年のデータだが、大手リクルートサイトであるマイナビ転職の調査によると、積極的に第二新卒者を採用していきたいと回答した企業は6割以上であった。
参考資料:マイナビ転職「中途採用状況調査」
第二新卒者は仕事への先入観や価値観が定まっていない。
長年同じ職場、業種に勤めていると、自然と仕事のやり方や向き合い方が定まってきます。
看護師業界にも看護観と呼ばれているものがあります。自分にとって看護とはなにか?といった考え方です。
しかし、同業種でもやり方は様々。その点第二新卒者は、仕事のやり方や価値観が定まっていない。柔軟性があり、違うやり方にもすぐ慣れるという点から企業も欲しているのです。
私も就職面接時に「やり方は違うかもしれないけどすぐ慣れるから」と面接相手に言われたことがありますし、ベテランが転職してきて「やり方が違う!」と周りのスタッフと衝突している場面も見たこともあります。
第二新卒は面倒な研修も少ない
1~10まで教えなければならない新卒者に比べ、第二新卒者はある程度の経験があるため教育に割く時間が少なくて済むのも企業が欲しがる点です。これは、転職する側にもメリットがあり、わからないことだけを気兼ねなく聞けるという環境になりやすい。
私の場合、採血をあまりしない部署にいたので採血や病院独自のやり方、物品の位置などわからないことがあれば聞くというスタイルでとても楽に勤務できました。
いろんなことが見えてくる
早期転職のメリットとして、1つの職場にいると見えてこない部分が見えてきます。
職場を転々として気づいたことが、完璧な職場なんてない!ということです。当たり前のことですが、どの職場も一長一短あります。前の職場は、残業があったけど給料が高かった。職場環境がなんとなく良い。職場の良し悪しを知ることで自分が何を求めていたのかも再確認することもありました。
また、前の職場の良いところを転職先に自分が持ち込むことも可能です。
私の場合、感染症病棟にいたこともあり、介護施設でインフルエンザが流行したときに感染防御策の改善を持ちかけることで、職場の改善に繋がることもありました。
職場の改善点を持ち込むことができれば、人材としての優秀性も評価され給与が上がることも……。
もちろん嫌われる部分もあるが……
転職者に対する定番の文句ですが、私も「短い期間で転職してくれるけど、うちもすぐ辞めるんじゃないの?」と言われたことがあります。企業側もリクルート会社に依頼し、コストをかけて人事を行っていますので、できるだけ長く勤めてほしい。という思いは当たり前です。また、転職に寛容な企業であったとしても、次々に転職している=転職を失敗している。と考えられてしまいます。特に私のように繰り返し転職していると、マイナス評価はつきやすくなってしまうでしょう。
第二新卒は転職理由を武器に戦おう
第二新卒での就活は「また辞めてしまうのでは?」という思いを払拭しなければなりません。
そのためには、転職理由を武器に戦うのです!
なぜ転職したいのか?もう一度考えてみましょう。
労働環境など様々な原因があるでしょう。しかし、嫌な思いがあったのに同じ業種に行きたいと思うのならば、やりたいことがまだあるからでは?
全く新しい業種にチャレンジするのも何かを求めているからではないですか?
自分にとって何が必要なのか考えて転職しよう
早期転職を推奨しているような記事ですが、皆さんに転職をしろ!と言っているわけではありません。
結局のところ「自分はどうしたいのか」それを実現できる職場でなければ転職する意味はありません。
私はずいぶん遠回りはしましたが、自由な時間が欲しいということで定職につかない選択をしました。しかし、転職活動も十人十色。ただし、自分のやりたくないことをやっているならば、傷が浅いうちに転職するのもありかもしれませんよ。
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フリーライターや派遣看護師、塾講師などをしながら生きている人。
元ひもだったりもする。