みなさんこんにちは。
しゅがです。
みなさん転職してますか?私は転職経験2回です。結構ウブな数字ですね(可愛さアピール)
私はざっくりこんな職歴です。
お硬い系→IT広告系ベンチャー→IT広告系ベンチャー②
転職を検討する理由はそれぞれありますよね。
キャリアアップやキャリアチェンジなどのポジティブなものから、給与面、拘束時間の不満などネガティブなものまで。私の転職理由は1回目はキャリアチェンジ、2回目は給与面の不満です。
よく「給料が安くてさ〜」などという愚痴を友人から居酒屋で聞くこともあります。聞いていて気持ちはわかりますが、「本当にそれ安いのか?」なんて疑問も浮かんだりしますよね。
給料は業種による相場の違いもありますし、会社によっても異なります。客観性がなくグチるのはただの文句ですね。本当にリアクションに困ります。
最もタチが悪いのは、意欲も低くて仕事出来ない同僚が「給料安くて~」なんて言った時ですね。「うるさい、働け」としかなりませんしね。
そんな同僚に冷めた目を向けながらも、めっちゃ働いて成果出している(つもり)の私はめちゃくちゃ給与交渉してました。年に数回、給与交渉や業務内容に関する面談の機会があり、その度にエビデンスをつけて必死こいて給与を上げていました。
最終的には給与面で折り合わず転職してしまったのですが、今回はその際に行っていた手法をお話しますね。
同僚の給料を聞く
はい。いきなりデリカシーのない手法ですね。これは26歳くらいの頃に使っていた手法ですね。
公務員など役職レベルで給与が決まっている会社だと、ある程度は給料の目安はつくかと思います。ベンチャー企業や給与体系が決まっていない会社の場合は、検討がつかないという方も多いのではないでしょうか?
まずは自分は社内でどの程度のランクなのか知りましょう。それをするにはリサーチが必要ですが、急に同僚に「◯◯さんいくら貰ってるんですか?」なんてアホな質問するときっと嫌われますので聞き方には十分に注意を払う必要があります(当たり前)
自分がよく使っていた手法だとまず上司を飲みに誘ってそれとなく給与を聞きます。
ここでのポイントは、さも自分が仕事に意欲があるように見せかけることとフランクな感じで聞くことですね。
装飾するとこのようなイメージです。
なんて不躾な若手社員でしょう。まったくめんどくさい社員ですね。
普段から上司とは仲良くしましょう。こんな不躾な若手でも自分に必要な情報が貰える可能性があります。
これをエビデンスに営業成績を上げて挑んだ面談で行った交渉はざっくりこんな感じ。
改めて思うと生意気な社員ですけど、結果的に給料はあがりました。当初の提示額は昇給はあったものの提案した給料より低かったので大成功ですね。恐れずに言ってみるものです。
転職活動をして自分の市場価値を知ろう
前述の方法はあくまでも社内の比較からの交渉になります。
この人より仕事出来たらもらって当然だよねスタイルで交渉を続けていた私は新規事業開発、営業成績はトップ、チームマネジメント、社内システム刷新などなどベンチャー社員らしくアホみたいに働いてました。
なかなか増えない給料に不満を覚えつつも「いつかきっと上げてくれるはず」というお人好しっぷりを発揮してました。
そんな時に取引先の方と会食をしていた際にこんな話をしました。
お世辞もあるかと思いますがふと気づいてしまいました。
これ転職した方が稼げるんじゃね?
そして私は自分の市場価値を知ろうと思い転職サイトに片っ端から登録しました。
オファーの頂いた会社のみ面接に伺うというスタイルで転職活動(仮)をスタート。
面接の際に「◯◯円以上(現状から100万以上)希望します。そちらの前提でない場合はこれ以上の面接には進みません」という生意気スタイルでいくつかの会社のお話を伺ったのですが、ありがたいことに8割くらいの確立で次の面接ステップに進みいくつかの会社では内定まで頂くこともありました。
転職活動(仮)をするうちに自分の市場価値は思ったより高かったことに気づけたのは何よりの収穫でしたね。
結局、独立も考えていた私は希望年収どおり、副業OK、独立もいつでもOKという会社に転職することにしました。
元の会社が嫌いだった訳ではないので残るつもりではいたのですが、あまりにも評価が違いすぎたことが転職に至った経緯です。
市場価値を知るのは大事
自分がどの程度の価値があるのか?今の給与が妥当なものなのか?と考えるのは、会社員やフリーランス、起業をこれからする方にも、生きていく上でとても大事なことだと思います。
フリーランスで稼いではいるけどスキルは大したことないということもありますし、逆に言い方は良くないですが、企業に勤めていて必要以上に搾取されているというケースもあります。
人手不足や働き方改革が騒がれているなか、企業にとっても個人にとっても”適正な報酬”はより大事なテーマになりますね。
個人として1番楽なのは市場価値以上の収入を得ることが楽なんでしょうけど、それって仕事しないでお金貰ってるパブリックイメージのおじさん公務員みたいなもんですからね。※公務員さんもそんな方ばかりではありません。
個人は自分の市場価値を上げて証明し続ける。企業はそれを適正に評価すること。
個人と会社の対等な関係を築くことが働き方改革やクオリティ・オブ・ライフの向上の本質なんでしょうね。
それっぽい話になっちゃったけど、転職活動は悪いことじゃないので、悩んでる人はとりあえずやってみた方がいいと思いますね。
レッツ転職!
広告代理店勤務のWEBマーケター。元バンドマン。行動原理はロックかそうじゃないか。ふざけ8割:真面目2割がモットー。代表のうさたそとTwitterで知り合い、いつの間にか一緒にnanamiruを立ち上げてた。