「仕事中は集中して取り組むことができるのに、仕事が終わると疲れてぐったりしてしまう!」と悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか。
こうした心身の疲れを「仕方ない」と割り切ってしまうのはとても危険なこと。
自分の時間は休息に当てるだけで終わってしまい、自分の好きなことや楽しいことに使う時間もなくなってしまいます。
今回は、仕事が終わってぐったりしてしまう人向けにその原因と解決法についてご紹介していきます。
仕事から帰るとぐったり……どうして?
仕事から帰ると疲れてぐったり。
帰宅したらすぐに寝てしまって自分の時間が取れないと、ストレスもたまる一方ですよね。
仕事後ぐったりしてしまうのは、仕事によって心身の疲労がたまっているからです。
つまり、自分のために使うための”元気”が残っていない状態です。
自分では意識をしていなくとも知らないうちに疲労やストレスをためてしまっているのです。
では、仕事疲れには具体的にどういった原因があるのでしょうか?
仕事の疲れを感じる原因
仕事疲れの原因には「身体的な疲れ」と「精神的な疲れ」の2種類があります。
仕事の内容によって人が感じるストレスはさまざまです。
改めて原因を詳しくみていきましょう。
・睡眠不足
・長時間のデスクワークによる肩こりや腰痛など
・長時間労働(休日出勤など)
・仕事量の多さ
・職場の人間関係
・責任感からくるプレッシャー
・上司などからの圧による不安
このように毎日の繰り返しの中にあるささいな出来事が積み重なり、ストレスや疲労が溜まってしまいます。
とくに精神的な疲れは仕事終わりの時間だけではなかなか解消されず、土日などの休日にまで引きずってしまう場合も。
そのまま疲れを見て見ぬ振りしていては、状況の改善はできません。
最悪の場合、働くこと自体が嫌いになってしまい取り返しのつかないような状態になる可能性もありますので早めに対処が必要になります。
では、実際にどういった解決方法があるのでしょうか?
仕事の疲れと上手く付き合う解決法は?
仕事の疲れを解消するためにいちばん大切なのは、”休息を取る”こと。
色々な改善策を取る前に、まずは今現在疲れが蓄積されている状態をリセットすることが最善策です。
しかし、働き方や状況によってはなかなか休息を取れない人もいるはず。
そのような場合は、状況の改善を試みましょう。
状況改善のためには「自分自身の生活を変える」か「会社での働き方を変える」2つの方法があります。
会社での働き方を変える
人間関係を割り切って考える
会社で人間関係に疲れを感じている人は、職場の人との付き合い方を考える必要があります。
今ストレスを感じている原因の人をまずは考えてみましょう。
「上司との関係が悪い」
「同僚に腹が立ってしまう」
など、多くの人が働く仕事場である限り合わない人がいるのは当たり前のことです。
なかなか心を切り替えるのは難しいことですが、「仕事上の付き合いだけ」だと人間関係を割り切って考えるようにしてみてください。
人間関係に疲れるのは、これから先もずっと付き合っていかないといけないと感じるからです。
しかし、向こうが転職することがあるかも知れませんし、部署異動があるかも知れません。
その人と一緒に仕事を続けていかないといけないとは限らないのです。
無理にわかり合おう、好かれようとせずに、仕事をスムーズにすすめるためだけだと割り切って付き合うことでストレスの軽減ができるはずですよ。
自分の仕事量を上司に相談する
疲れを感じる原因として、仕事量の多さがあります。
人手が足りなかったり、急に仕事が舞い込んできたり、仕事量が増える原因はさまざま。
しかし、それはあなたが悪いわけではありません。
仕事量が多く、パンクしてしまう前にまずは上司に相談してみましょう。
周りはあなたが仕事の多さに疲労し疲れていることに気づけていないかも知れません。
また、相談をすることで仕事を効率的にこなす方法などを教えてくれることもあるでしょう。
ひとりで悩みを抱えていると、よりストレスを感じてしまいます。
周りの人に相談するだけでも気持ちが軽くなりますよ。
自分自身の生活を変える
家事を無理しすぎない
仕事が終わり、家に帰ってまた夕食を用意、洗濯、皿洗い……。
家に帰ってからもやることがいっぱいあるとなかなかゆっくりできません。
もちろん、栄養のある食事をとることは身体をつくる要素なのでとても大切なことです。
しかし、だからといって家事に時間を割いていてはゆっくりする時間がなかなかとれません。
・洗濯物はドラム式洗濯機を利用する
・食洗機を利用する
・掃除はルンバなどを利用する
など家事への時短をぜひ検討してみてください。
洗濯機や食洗機は決して安いものではないのでなかなか手を付けづらいでしょう。
しかし、心身ともに元気になり仕事の効率があがれば会社の評価も上がり生活にメリハリがうまれます。
家事を無理せずに、できるだけ自分の時間を確保できるような生活を目指してみてくださいね。
ぼーっとする時間をつくる
1日の中でぼーっとする時間をあえて設けてみましょう。
「いつの間にかぼーっとしてそのまま寝てしまっていた」経験は誰にでもあるはず。
しかし、意識せずにぼーっとしているときは”なんだか時間を無駄にした”と感じてしまう人は少なくありません。
そこであえて、「今から30分間は何もせずにボーッとする」と決めて過ごすのです。
ボーッとしている間に、後でこれやりたい・こんなことしたい、と意欲が湧いてくるかも知れません。
有給休暇をコンスタントに使用する
有給休暇は働く人に会社から与えられた権利です。
「会社の人に悪い」「今休んでも」と、なかなか有給休暇の使用に踏み切れない人もいますが休むことは悪いことではありません。
むしろ、心身の疲労を無視して働いていてはいつか体調を崩してしまいます。
体調を崩して長期的に休むほうが、会社や職場の人には迷惑がかかってしまいますよね。
そうなる前に、疲れが溜まっていると感じたなら有給休暇はコンスタントに利用しておきましょう。
一日ゆっくり仕事から離れることで、気付けることもたくさんありますよ。
まとめ
仕事が終わってぐったりする毎日に、嫌気がさしている人もいるでしょう。
そんな状況を打開するためには、仕事の疲れやストレスとのうまい付き合い方が大切です。
疲れやストレスを放置してしまうと、いつか体調を崩してしまいます。
体調を崩して取り返しがつかなくなってしまう前に、しっかりと休息をとるための改善策を取り入れてみてくださいね。
それでは!
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