こんにちは。
なみです。
- なぜか、上手に手を抜いているのに上司に褒められてばかりの人
- いつも仕事の成果が周りに認められている人
っていますよね。
とついつい羨んでしまいますが、私の周りにいる仕事ができる人は、仕事の仕方にある”共通点”がありました。
もくじ
「言われたことを完璧にやる」だけではない
上司や、クライアントから「これを作成・制作してほしい」とお願いされる機会はたくさんありますよね。
そんなとき、「相手から求められていることを完璧にやって、修正が入ればすぐに修正する。」
仕事ができる人に対して、主にこんなイメージを持っている人も多いかもしれません。
たしかに、仕事ができる人は当たり前のように”完璧にやって、修正などに即対応する”ことをこなしています。
ただ、それだけではないんです。
クライアントや上司の言葉を間に受けると失敗する
例えば、クライアントが「ここを修正して」と何度も言ってくるには理由があります。
クライアントから言われた修正点だけを変えて提出したら、また訂正が入る。
それは、クライアントはイメージが言語化できていないということです。
自分の言葉で話しているけど、理想と乖離があるために「ん~、なんか違うな~」となってしまうわけです。
「じゃあクライアントが悪いやんけ!」
と言えたらいいんですが、働いていてそんなこと言えることもあまりありませんよね(笑)
むしろ、「お金を払っているんだから、ちゃんと仕事してよ」なんて言われてしまうケースもあります。
クライアントからすると、修正を何度も頼むことは「言ったことをただやってくれる人」なだけです。
時間をかけてあなたに頼む意味がありません。
もっと安く早くやってくれる人がいれば、あなたへの仕事は回ってこなくなってしまいます。
仕事ができる人は「+1」ができる
仕事ができる人は、この”言語化できていない部分”を読み取ることが上手です。
それは、相手から”言葉”として求められていることだけではなく”イメージ”を感じ取る能力があるということ。
相手から求められていることに乗せて、自分のアイディアを「+1」して提案するわけです。
ただ、自分の想いを乗せるだけでは相手は納得しません。
あくまで、”相手のイメージや理想”に近づける「+1」が必要です。
例えば、「このスケッチブックに犬を描いてくれ。こどもに渡すから」と言われたとします。
言われたとおりにやる人は、スタンダードな犬をキレイに描いて渡すでしょう。
しかし、仕事の「+1」ができる人はこどもが喜ぶようにデフォルメした犬にしたり、人気のキャラクターに似せて犬を描いたりします。
クライアントは、「ただ犬を描いてほしい」と言っただけ。
しかし、こどもに渡すのであればキレイに模写した犬よりもデフォルメした犬のほうが喜んでくれるだろう、と考えて形にします。
仕事のできる人は提案も「+1」する
また、仕事のできる人は「複数の案を用意しておく」場合が多いです。
- 相手の言葉そのままから読み取る”犬の模写”
- そして、自分が想う”こどもが喜ぶ犬のイラスト”
両方を用意しておいて
「言われたとおりに作ったのはこちらですが、私の今までの実績からお子さんが喜ぶ犬にアレンジしました」
と、2パターン提案します。
「確かにこっちのほうがいいな」となるかもしれませんし、
「いや、やっぱり模写したもののほうが好きだ」となるかもしれませんが
どちらの結果でもクライアントの要望は満たせるはず。
そして、2つのパターンを用意するもう一つのメリットがあります。
それは”相手からの要望”と”自分のアイディア”を同時に提案することで、自分のアイディアが際立つこと。
相手から言われて修正をするよりも、「この人は言った通りにもできるし、自分のアイディアもたくさん持ってるんだ」と思ってもらうことができます。
仕事のできる人は”修正の時間”ではなく”「+1」を作る時間”をなにより大切にしているんです。
人からの助言は「+1」をしない
しかし、この万能に見える「+1」は使いどころを間違うと反感を買ってしまいます。
例えば上司から、「君は営業が苦手だから、僕の考えた文言をマネして」と言われたとしましょう。
そこで
「『+1』したほうがいいから……この言葉足してみよう」と考えて行動したからといって上司から仕事ができるとは見られません。
むしろ「使いにくい奴だ」と思われてしまう恐れが。
上司からすれば「自分のやり方で成果が出ているから、マネしてくれれば絶対成果が出る」と思ってアドバイスをくれています。
そこに”成果が出ていない人の「+1」”は、成功への純度を濁してしまうだけ。
結局成果が出ないままになってしまいます。
成果が出ている人や、あなたが尊敬している人からのアドバイスは「+1」しないでそのまま実行してみる。
それが、成功への一番の近道です。
大切なのは”相手への気遣い”
仕事において大切なのは、”相手を気遣うこと”です。
「+1」の提案をするのも、クライアントの時間を奪わないようにするため・無駄を省くため。
相手への気遣いを形にしているのです。
つまり、仕事のできる人=思いやりのある人ということ。
スキルアップももちろん大切ですが、”思いやりの心を成長させる”ことから始めてみましょう!
それでは!
いつの間にか会社でお局化している20代主婦。
自分に合う働き方を求めて転職活動を繰り返ながら、副業にもいそしんでいる。
働くことが好きで家事は苦手。自由にさせてくれる旦那さんにいつも感謝しています。