仕事は手を抜く人ほど上手くいく!!適当に仕事をやり抜く方法を解説

仕事の悩み

 

毎日仕事をしていると

「こんな仕事なんでやらなきゃいけないんだろう」

「仕事に対して手を抜きたくなる」

と感じることはありませんか?

 

自分がまじめに頑張っているのに、いつも適当な人ほど評価されているのを見ると頑張っている自分がバカバカしく思うこともあるかもしれません。

 

そこで今回は、なぜ適当に仕事をしている人はうまくいくのか?その理由や方法について説明します。

仕事に追われて毎日疲れているは、ぜひ参考にしてみてくださいね。

仕事は手を抜く人ほどうまくいく!その理由

そもそも、どうして仕事が適当な人は仕事がうまくいくのでしょうか?

実は、仕事を適当にやることで10個も仕事がうまくいく理由があるのです。

完璧を求めると効率が落ちる

「完璧主義」の人は、一度に仕事を完璧にしようとしがち。

しかし、どれだけ自分の中で完璧だと思ってもやり方がそもそも間違っていては時間のムダとなってしまいます。

 

また、自分ひとりで仕上げて人に迷惑をかけないようにしようと、他人に頼ることができません。

一人で仕事を完結させる人が「仕事のできる人」ではないのです。

一人で完璧にしようと意気込むのではなく、他の人にダブルチェックしてもらいながら進めたほうがミスも減ります。

 

完璧を求めすぎて、自分の中で行き詰まってしまうよりも80%完成したら周りを頼るほうが効率的に仕事をすすめることができます。

月給・時給で仕事量に関係ない

月給・時給などの成果でお給料が変わらない給料形態ならば、どれだけ手を抜いても給料は変わりません。

むしろ、効率的に業務をこなしていると「他の人が残している仕事」がこちらに回ってきてしまいます。

給料も上がらず、評価もされないのに人より仕事が増えてしまうのはつらいですよね。

自分が頼まれた仕事を期限内にやりきることができれば、適度に手を抜いて仕事を行うことも自己防衛として重要なのです。

効率的に仕事をしても残業が必要になる

先述しましたが、効率的に業務をこなしても「他の人が残している仕事」を回されるだけで早く帰れるわけではありません。

日本では、効率的に仕事をしたとしても損してしまう仕組みになっています。

会社によっては、こなした仕事量に対して評価してくれるようなところもあるでしょう。
しかし、未だに残業している人ほど評価されてしまうような風習があるのも事実です。

今働いている会社で、残業を求める風習がある会社であれば、転職も視野にいれておいたほうがよいかもしれません。

 

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ストレスは身体に悪くない

毎日、膨大な仕事に追われてしまっていると、ストレスが溜まってしまいますよね。

自分の仕事量が決まっているのであれば、それ以上の仕事をする必要はありません。

納期を間に合わせれば、適当に手を抜きながら仕事をすればよいのです。

自分のペースで仕事をすることでストレスもたまりにくく、楽しく仕事を行うことができます。

仕事を楽しく行うことができれば、仕事の効率が上がりミスも減るため好循環になりますよ。

 

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プライベートと仕事のバランスを保つ

毎日残業や休日出勤でプライベートの時間が保てない日々なのであれば、仕事へのモチベーションも下がってしまいます。

もちろん仕事も大切ですが、ワークライフバランスをとることはとても大切です。

 

仕事を適当に頑張ることで、プライベートな時間をとることができます。

自分の担当している仕事が終われば、それ以上頑張る必要はありません。

効率よく仕事を仕上げた人こそ、プライベートの時間を十分に確保しましょう。

日本はクビになりにくい

たとえ仕事を適当に行っていたとしても、日本は会社をクビになりにくい文化です。

もちろん、「仕事を適当にやってる」という態度を全面に出していれば話は別ですが、適度に手を抜いている分にはバレることもありません。

上司からの業務命令を無視したり、毎日遅刻したりしなければ相手への不快感を与えるようなこともないでしょう。

 

実際、仕事でミスをしてもクビにされた経験のある人は少ないのではないでしょうか。

それだけ日本では、一度雇った人をクビにしにくいのです。

求められているのは過程ではなく結果

仕事で基本的に求められるのは”結果”です。

どれだけ仕事をまじめに取り組んで頑張ったとしても、結果が出なければ評価がされないのが事実。

逆に考えると、どれだけ途中サボっていたとしても成果を上げていれば問題ないのです。

ある程度の手の抜き方が分かれば、まじめにずっと頑張り続けなくても仕事をこなせるようになります。

”気をつける部分”と”手を抜く部分”を見定めて、仕事へ取り組むようにしましょう。

転職もめずらしくない

昔は「終身雇用」が当たり前だった日本ですが、今は転職が当たり前になってきています。

むしろ今の時代では、転職をすぐにできるような”個人のスキル”こそ「強み」といえるような状況でしょう。

 

転職サイトや転職エージェントなどのサービスを行う会社も増え、より転職活動がしやすい流れとなっています。

今の仕事に100%の力を注いでいると、周りが見えなくなってしまいがちですが、仕事を適当に行うことで余裕が出てきます。

空いた時間を使って、自分の市場価値を分析しスキルアップを目指すのもおすすめですよ。

 

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自分の”固定概念”が正しいとは限らない

「仕事はまじめにやらなくてはならない!」

「サボるのはわるいことだ!」

という考えは、至って健全で常識的です。

 

しかし、その常識のもとに仕事を行ってストレスなく仕事をできているでしょうか。

仕事は生きるために必要なこと。

仕事をするために生きているわけではありませんよね。

あなたの人生において大切なのは、そういった”固定概念にとらわれた働き方をすること”ではなく”充実した人生を送ること”です。

 

周りと同じ考えでいて、教えられた考え方をもとに生きることは確かに楽です。

しかし、「自分自身がどうしたいのか」「周りの考えは本当に正しいのか」と常に意識しておかないと、周りに流されたままの人生になってしまいます。

 

自分の人生の中で重要なことが見つかれば、固定概念を捨てて自分の働き方を見直してみましょう。

コミュニケーション能力を重視される

仕事を頑張ってまじめにこなしているからと、会社は評価をしてくれるわけではありません。

むしろ、会社という人の集合体で重要視されやすいのは「コミュニケーション能力」です。

 

少し仕事ができなくても、周りに親しまれ可愛がられるような人は、出世しやすいのです。

あなたの評価をする人も、もちろんひとりの人間。

不公平なように感じますが、上司も自分と話しやすい人やコミュニケーションをとりやすい人を出世させたくなります。

 

仕事のことばかりに気を取られてしまうと、コミュニケーションをないがしろにしてしまいがちです。

会社で働く限り、コミュニケーション能力こそ重要視されることを覚えておきましょう。

仕事は適当にやるほうが上手くいく

仕事を適当にこなす人ほど上手く仕事をこなせる理由について説明してきましたが、「でも仕事が遅くなりそう」と心配になる人もいるでしょう。

しかし、実際に適度に手を抜く人の方が仕事の評価が高いのです。

 

まじめに頑張っている人ほど、思考が凝り固まってしまい生産性が落ちてしまいます。

反対に、適当に仕事を行う人は「サボりたいから、どうやって効率的に仕事を終わらせるか」を常に考えています。

その結果、生産性が高くなり良い結果を生み出しやすいんですね。

 

それでも仕事を適当にこなすことが不安な人にぜひおすすめしたいのが「遊んでいても結果を出す人、真面目にやっていても結果の出ない人」という本です。

人事・組織マネジメントの第一線で活躍する柴田励司さんが“最終的に結果を出す人”の条件を明記してくれている内容となります。

会社の人事に関わる人の著書ですので、より「力を抜くことの大切さ」を実感できますよ!

仕事で適度に手を抜く5つの方法

では、実際に仕事を適当にこなすためにはどのように取り組めばよいのでしょうか?

その方法は大きく分けて5つあります。

頼れるところは他人に頼る

自分よりもスキルや経験のある人に頼れば仕事が効率的に終わります。

とはいえ、いざ頼むとなると「今頼むと迷惑になるかも」「あの人もたくさん仕事あるし」と遠慮してしまうでしょう。

 

しかし、仕事を適当にこなすためには人に頼ることが不可欠です。

仕事を頼むのがどうしても申し訳ないという場合は、効率的にその仕事をこなしている知識や方法を聞いてみましょう。

自分のやり方のどこが非効率になっているのか、気づくことができるはずですよ。

仕事の完成度も上がり、コミュニケーションもはかれますので、人に頼ることができれば仕事がどんどん楽しくなります。

適度に休息日を設ける

毎日仕事を万パワーで行う必要はありません。

サボりたい日は徹底的に手を抜いて、適当に仕事をこなして定時で帰ってもよいのです。

むしろ、毎日100%の力で仕事をしているとメリハリがつかずモチベーションも下がってしまいます。

「今日は頑張る日」「今日はやらない日」と自分の中でその日のモチベーションに合わせて仕事の頑張り度合いを決めましょう。

何より、無理して仕事を続けないことが大切ですよ。

完璧を求めすぎようとしない

1回で仕事を完璧に仕上げたいと考えてしまうと、効率的に仕事をこなすことができません。

1回目で100点をとりにいくのではなく、80点を目指して仕事をしましょう。

その段階で提出をして、フィードバックされた点を修正すれば自分で100点を目指すよりも簡単にたどり着くことができます。

 

たとえば、受験勉強のことを思い出してみてください。

自分で問題を解いて間違いが合った場合、自分で答えの解説を読むより先生に教えてもらったほうが分かりやすかったですよね。

 

これは仕事でも同じです。

自分で「これ合ってるかな」「この記載で間違ってないかな」と思いながら100点を目指すよりもフィードバックをもらうほうが理解しやすいのです。

スケジュールは余裕を持って組む

適当に仕事をこなす場合、「やりたくない日」や「やる気の出ない日」があることを鑑みる必要があります。

仕事を頼まれた早い段階から、やる気のある日にどんどん進めて期限内に終わらせることができるようにスケージュールを組みましょう。

「◯日までにここまで終わらせる」というように、計画書をつくっておくと納期遅れが防げますよ。

金銭的余裕を持つ

「今の会社を解雇されたらどうしよう」という恐怖心は、仕事への不安につながります。

そこでおすすめなのが副業をすること。

 

会社から以外の収入源を確保することで、「万が一会社をクビになってもどうにかなる」と思うことができ、余裕が出ます。

 

また、自分のスキルアップの手伝いにもなり、会社で学んでいるスキルの価値確認にも有効です。

本業でやっている仕事の復習として使うことができる場合もあるでしょう。

 

依存するのではなく、程よい距離感で会社と付き合うことができれば、心に余裕が出できますよ。

 

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仕事で手を抜くなら守りたい3つのこと

「じゃあ、早速仕事を適当にやろう!」と思っている人は少しだけ待ってください!

仕事を適当にやるのは良いことですが、守らなければならない3つのことがあります。

ひとつずつ解説していきます。

周りに迷惑をかけない

「仕事を適当にやっていいんだ!」と無茶をするのはNG。

一番大切にしたいことは、周りの人に迷惑をかけないことです。

自分がよければそれでいい、という仕事のやり方をしていると周りや上司からの評価は落ちるばかりです。

たとえ成果が出ていたとしても、会社にとって悪影響だと判断されてしまったら良い評価はされません。

適当に仕事をしたいなら、周囲への配慮を何より大切にする必要があります。

態度に出すのはNG!やる気は見せる

仕事を適当にやっている、ということを態度に出すのはよくありません。

これは先述した周囲への配慮にもつながりますが、「やる気がない態度」を見せられると周りの人も仕事をするのが嫌になってしまいますよね。

あくまで「やる気はある、前向きに頑張る」態度をしましょう。

自分の中で「適当に仕事をするときの上手な過ごし方」を見つけてみてください。

納期やスケジュールは厳守

仕事を適当にする上で一番大切なのは納期やスケジュールを守ることです。

納期やスケジュールを守ることがデキなければ、仕事をただサボっているのと同じ。

適当に仕事をしていると、相手に悟られないためにも必ず守るようにしましょう。

 

納期やスケジュールを守らず周りからの評価が落ちたり、怒られていては意味がありません。

納期やスケジュールは厳守しながら手を抜くことで、はじめて「仕事の楽しさ」が実感できるのです。

まとめ

仕事をまじめに頑張るのはとても素敵なことです。

しかし、今「仕事がつかれた」「楽しくない」と感じている人は必要以上に肩の力が入っている状態かもしれません。

自分らしく働ける働き方を見つけるためにも、まずは”適当に仕事をする”コツをつかんで肩の力を抜きましょう。

肩の力を抜いて視野を広げることで、仕事の楽しみ方や取り組み方のヒントを見つけることができますよ。