副業でAV男優!? 本職は税理士見習い?! 破天荒な生き方をする男性に直撃取材

ブランディング

 

こんにちは。
うさたそです。

「副業」が身近なものになりつつある現代。
「社会人の副業」と聞くと、みなさんは何をイメージされるでしょうか。

ブログ? ライター? もしくはUber Eats?

数ある副業の中でも、私たちの想像をはるかに超える職業が存在します。

それは……

AV男優
うさたそ
うさたそ
AV男優?! どういうこと?!

というわけで、今回は副業AV男優のAさん(仮名・28歳)に直撃インタビュー!
元々は東証一部上場企業の営業マンだったという彼。

「AV男優の給料は意外と少ない」

そう語るAさんに、なぜAV男優の道を選んだのかお聞きしました。

 

AV男優という仕事を選んだワケ

Aさん(仮名・20代)東証一部上場企業での営業マンを経て、 税理士見習いに。税理士の勉強をする傍ら、副業としてAV男優をしている。

うさたそ
うさたそ
早速ですが、AさんがAV男優を始めたきっかけを教えてください!

 

「今しかできないことをやろう」と思ったのがきっかけです。
新卒で入社した会社で3年ほど働いたあと、退職して税理士の道を目指しました。
見習いとして税理士事務所で働くまでに時間があったので、何かできないかなと考えひらめいたのが、AV男優だったんです(笑)

 

うさたそ
うさたそ
何かの節目に旅に出たり、新しいスポーツを初めてみたりする感覚ですかね?

 

そうです! 僕の場合はそれがAV男優を始めるだったんです(笑)

 

選択肢の振れ幅……!!
うさたそ
うさたそ

 

昔からアダルトビデオをよく観ていたので、AV男優という職業に興味がありました。
AV女優さんと仕事をするってどんな感じなんだろう? 現場はどんな雰囲気なんだろう? と。

 

しかし、その興味について聞ける人がいませんでした。AV男優経験者の人が僕の周りにはいなかったんです。

 

うさたそ
うさたそ
そうですね、私の周りにもAさん以外ひとりもいなかったです。
友達の友達にもいませんね(笑)

 

AV男優って結構少ないんですよね(笑)

 

だからこそ、じゃあ自分でやってみよう! と思ったんです。
きっと私みたいに、 AV男優の話を聞きたい人がいっぱいいるだろうって。

 

ネットから応募し面接へ。ドキドキの現場デビュー。

フォトACより

うさたそ
うさたそ
「AV男優になろう!」と決めてから、実際にAV男優になるにはどうやったんですか?

 

求人情報をインターネットで調べて、直接連絡しました。

 

うさたそ
うさたそ
すごい行動力……!
ネットから直接応募ってできるんですね。

 

「AV男優になりたいので、面接してくださいー!」って連絡しましたね(笑)

 

うさたそ
うさたそ
面接ってどんなことを聞かれるんですか?

 

僕の場合は、普通の面接の流れと大きくは変わらなかったです。
給与体系や、どんなことをするのかの説明でしたね。

ただ、「Excelが使えるかどうか」くらいのテンションで「モノがデカいかどうか」を聞かれました(笑)

 

うさたそ
うさたそ
(爆笑)

 

そのあとは全身写真を撮られて、会社内で検討するという流れでした。

Aさんの鍛えぬかれた身体

うさたそ
うさたそ
晴れて合格され、AV男優になられたわけですが……
初めて女優さんと仕事をした時はどうでした?

 

緊張はしましたが、ワクワクした気持ちのほうが大きかったですね。
ただ撮影が始まると、”必死”の二文字以外ありませんでした(笑)

っていうのも、僕が出演していたAVの現場では台本がなかったんですよね。
大まかな流れだけが監督から伝えられて、『普段どおりやってください』って感じのスタンスだったので。

 

うさたそ
うさたそ
それは緊張しますね……!!

 

『自分の普段ってどんなんだったっけ?』と……(笑)

 

うさたそ
うさたそ
初めてで臨機応変さを求められるのは、かなり大変ですよね。

 

インタビューから始まる作品だったんですが……
インタビュー中に女優さんといい雰囲気に持っていこうと悪戦苦闘していたら、
監督から「あっ、そういうのもういいから始めちゃって」と言われてしまって(笑)

監督のイメージからは大きく外さず、でも臨機応変に。その塩梅が難しかったですね。

 

うさたそ
うさたそ
現場の雰囲気は、ピリピリしてる感じなんですか?

 

僕がいたところは大きな現場ではなく、人数も少なかったのでアットホームな感じではありましたよ。

ただ出演者側のタイミングで物事が進んでしまうことが多いので、監督やカメラマンさんを振り回してしまう場面もあって、とても気を遣っていました。

 

うさたそ
うさたそ
出演者側のタイミング……?
あ、そういうことか!(察し)

デビュー前に考えた「リスク」とは

フォトACより

うさたそ
うさたそ
実際にAV男優を始める時に恐怖はなかったですか?

 

もちろん最初はありましたね!
やってる人が少ないってことは、それなりにリスクがあるということですから。

 

始める前に、AV男優をするにあたっての最大のリスクを考えました。

 

うさたそ
うさたそ
リスクですか。
例えばどんなものを考えられたんですか?

 

例えば、自分の裸が世に出回るかもしれない。
企業で働きにくくなる恐れがある。
世間のイメージが良くない。
知り合いに見つかるかも。
家族や自分の周りに迷惑がかかるかも。
などなど。

 

でも、その全てを考えた結果、僕の人生にとって大きなリスクではないなと思ったんですよね。
考えたリスクのほとんどが、”他人の目”だと気づいて。
自分の人生という観点では、リスクになり得なかったんです

 

うさたそ
うさたそ
他人に裸を見られるのって実際イヤじゃないですか?

 

全然気になりませんね(笑)
減るものでもないですし、なんなら裸で街を出歩きたいくらい!
迷惑になっちゃうんで、しませんけど(笑)

 

うさたそ
うさたそ
(爆笑)

 

自分にとってリスクが少なく、メリットの方が遥かに大きいと考えたら、恐怖はなくなりました。
絶対にするべきだ!って。
やって後悔するよりも、やらなくて後悔するほうがイヤなんです。
死ぬまでずーっと心に残りそうで。

 

AV男優の給料の実態。主役級でも1本1万円?!

インタビュー中に横になりだすA氏

うさたそ
うさたそ
メリットの方が大きいと仰いましたが、やっぱりお給料が良いんですか?

 

大体、1本出演につき1万円〜ってところですかね。

 

うさたそ
うさたそ
えぇ! もっと高いのかと思ってました……。
1本30万円! みたいな世界かと。

 

AV男優の給料は正直かなり少ないですね(笑)
僕は主役級の仕事をさせていただいているので、業界的にはまだたくさん頂けている方かなと思います。

 

うさたそ
うさたそ
びっくりです(笑)
でもお給料以外にやっててよかった! って思うことがあるから続いてるんですよね?

 

AV男優をするメリットは、お金だけじゃない

やっててよかったこと、メリットはたくさんありますね!
最近は給料が二の次くらいの感覚になってきました(笑)

一番やっててよかったなぁと思えるのは、友人がかなり増えたことですね。

お友達とのAV鑑賞会

うさたそ
うさたそ
AV男優をやっていると、お友達が増えるんですか?

 

お酒の場とかでAV男優だと話すと、初対面の相手でも男女ともに興味を持ってもらいやすくなるんですよ。

初対面の壁って突破が難しいですが、それが無くなるのは大きなメリットですね。
自分について知ってもらいやすくなります。

 

うさたそ
うさたそ
あーなるほど!
アイスブレイク的に使える話題ってことですね。
それにしては、かなりインパクトあるなって感じはしますが(笑)

 

まぁ、最初はやっぱりびっくりされますけどね(笑)
でもそこから興味を持ってもらえて、話が広がっていきやすいんですよね。

 

あと、AV男優は人に紹介してもらいやすくなります。

「知り合いにAV男優がいる」

このワードは話のネタになるメリットはあれど、デメリットはほぼ無いと思うんですよ。
あくまで、知り合いにAV男優がいるだけなんですから(笑)

 

うさたそ
うさたそ
たしかに。
「知り合いにAV男優がいる人」に特にデメリットはないですね。

 

相手が嫌悪感を抱くようであれば、「変なヤツだよな〜」で済む話ですし。

 

興味を持ってくれた人たちに色んな場に呼んでいただけて、交友関係がかなり広がりましたね。

 

うさたそ
うさたそ
関西出身だからとくに思うのかもしれませんが、「おもしろい友だちがいる」って会話がはずむきっかけになりますね(笑)

 

友人の会社の飲み会に呼ばれたこともありますし、TV番組で活躍してる俳優さんに紹介されたこともあります。
「あ、奇遇ですね。僕も俳優なんです。ちょっと露出が多いですけど(笑)」
みたいな感じで仲良くなることも。

 

あと不思議なことに、医療関係の友達がかなり増えました(笑)

理由は謎です……!

 

うさたそ
うさたそ
医療関係ですか!
ナナミルライターのぺけちゃんにその深層心理を聞いてみたい……(笑)

 

「堂々としていれば偏見も気にならない」働きだして感じた気持ち

 

うさたそ
うさたそ
AV男優をやっているからこそ、イヤな思いをしたことはありますか?

 

やっぱりAV男優という職種柄、偏見はあります。
「そんな仕事をしているなんて信じられない」とか、悪者を見るような目をされる時は少しツラいですね。

 

価値観は人それぞれですし、嫌に思う気持ちも分かります。
でも僕は何も悪いことをしていないんですよね。
犯罪をしているわけでも、誰かを直接傷つけているわけでもありません。

 

うさたそ
うさたそ
日本人の習性として、「馴染みないものを受け入れがたい」ところはありますね。

 

AVを観ている人たちから必要とされているからこそ、仕事として成り立っていて、対価としてお給料をもらっています。
職業に貴賤はありません。税理士だろうがAV男優だろうが、仕事は仕事です。

僕はAV男優に誇りを持っています。
自分なりの信念と考えをもち、行動していますので。

 

うさたそ
うさたそ
そうですね。
仕事は需要と供給が一致してこそ成り立つものですもんね。

 

堂々としていれば、偏見の目も気にならなくなってきます。
僕がもっている信念や考え方を説明すれば、分かってくれる人も多いです。
親にも堂々と説明して理解してもらいました(笑)

 

それでも分かってくれない人とは、そもそもの考え方が合わないので……今後関わらなくていいやと思っています。
自分の価値観を理解してくれる人と関わっている方が、人生はより楽しくなると思っています。

 

生き方は自分で選ぶ

みかんに語りだすA氏

うさたそ
うさたそ
今、世の中の流れとして「副業が当たり前」になってきていますね。
AさんのようにAV男優を副業にするのは、ぶっちゃけやろうと思えばできるものですか?

 

できます!
ただ、「人に理解されないかもしれない」という覚悟は必要です。
今の自分を取り巻く環境に、どのような影響が出るのか。
それは想像しておいた方がいいです。

 

うさたそ
うさたそ
自分の行動がどんな影響を与えるのか、それを考えるのは大事ですね。でも世間や他人の目を考えすぎて、動けずにいる人も結構いるんじゃないかなーと思います……。

 

動けずにいる人たちには、自分を信じてほしいと思います。
自分の幸せ、自分の苦しみは自分だけのモノです。
完璧に理解してくれる他人なんて存在しません。
家族や恋人であろうと、親友であろうともです。

 

うさたそ
うさたそ
他人を100%理解するなんて、どうやってもできませんよね。

 

自分自身を完璧に理解し一番大切にしてあげられるのは自分だけです。

心の声を聞いてください。
”自分が一番何をしたいのか。”どう生きたいのか。”どう死にたいのか。”何が好きで何が嫌いか”。
誰のモノでもない、アナタの人生です。
世間の目や他人などは二の次で、自分だけの人生を生きていきたいと僕は考えています。

 

僕自身が幸せに生きていたら、自ずと周りの見る目も変わってきますから。

 

うさたそ
うさたそ
まずは「自分の幸せを一番に考える」ことが大事なんですね。

 

もちろん、他人に直接迷惑をかけないことが大前提です。
”自分を第一に優先。その次に他人の迷惑にならないか。”
この考え方を意識しながら、色んな人たちの意見を参考に、アナタだけの考えや信念をつくってほしいです。

 

しっかりした考えや信念があれば、自分が大切にしている軸を中心に世界は広がっていくと思います

 

うさたそ
うさたそ
Aさんのように、”自分の幸せ”と”他人への迷惑”のバランスをとって行動することって、意外とできない大人も多いんじゃないかな~と思います。私自身もそうですが。

 

このバランスって、Aさんはどうやって身につけられたんですか?

 

僕はなるべく様々な経験をして、他人の色んな考え方や意見に触れるようにしています。
それらを吸収し、自分の思考を洗練して想像力の幅を広げていますね。

そうして今の自分の感覚が作り上げられていると思います。

 

うさたそ
うさたそ
ありがとうございます。
こうしてAさんとお話することで、私も貴重な体験をさせていただいているなと実感しています。

 

それでは最後になりますが、「自由な働き方に憧れがあるけど、勇気が出ない人」に対して一言お願いします。

 

アナタがしたいことをしてください。
人生は一度きりです。
やらない後悔よりやって後悔する道を選んでください。
そうすることで、色んな失敗を経て人間は成長していくと僕は考えています。

 

人生を振り返った時に後悔しないように、今しかできないことに挑戦してみてほしいです。

 

「自分の道を自分で選ぶ」覚悟が未来を決める

破天荒な行動のように見える「AV男優を副業にする」生き方。

しかしAさんの中には強い信念があり、自分の道を自分で選ぶ”覚悟”のもとに生きているんだと感じました。

自分の生き方を自分で決める。簡単そうで難しいことを乗り越えた先には、ワクワクする生き方・働き方が待っているんですね。

筆者も周りの目を気にせず生きる覚悟を備えて、仕事に取り組んでみようと思います!