営業が苦手なフリーランス向け!苦手レベル別、継続的に案件をとれる方法

仕事ノウハウ

 

営業といわれると、多くの人は会社への飛び込み営業やテレアポ(電話を使った営業)を思い浮かべるかと思います。

「フリーランスになりたいけど、そんな営業活動自分にはできない」

「自分で営業せずに、お仕事がもらえる方法はないのかな」

と、フリーランスとして働きたいと考えている人にとっては悩むポイントでしょう。

 

飛び込み営業やテレポももちろん営業ですが、「営業の目的は仕事を獲得すること」です。

つまり、能動的に動かなくても仕事はもらうことができれば営業をする必要はありません。

 

そこで今回は、フリーランスで案件を獲得するためのおすすめ方法を営業力レベル別にまとめました。

フリーランスとして働きたい人はぜひ参考にしてみてください。

【営業力レベル1】営業活動は絶対にしたくない人向け

まずは、営業活動を絶対にしたくない!自分からアクションを起こしたくない!人向け

営業活動をせずに仕事を獲得する方法は以下のとおりです。

クラウドソーシングサービスを利用する

クラウドソーシングは、未経験の人や営業が苦手な人でも仕事が見つけやすいサービスです。
多種多様な仕事が掲載されており、その中から自分にあった仕事を見つけて応募します。

応募可能な案件もたくさんあり、駆け出しのフリーランスにとってとてもありがたい存在です。

ライティングやWeb制作、デザイン制作など、ジャンルが多岐にわたるので、フリーランスとして働く予定の業種のものも該当しやすいかもしれません。

クラウドソーシングサイトとして有名なのは「CrowdWorks」です。
規模がクラウドソーシングサイト最大級ですのでとりあえず登録しておいて損はありません。

登録はこちらからできます。

未経験の業界に飛び込む場合は、クラウドソーシングを利用して実績を積んでおくことも大切。
実績の提出を求められた場合に対応できるように10件程度は仕事を受注しておきましょう。

プロフィールをポートフォリオのつもりでしっかり設定しておくと受注率も上がりますよ。

業務委託で求人募集しているサイトを見てみる

求人サイトと聞くと、転職や就職のサイトが思い浮かぶかもしれません。
しかし、フリーランス向けの求人サイトもあるんです。

普通の転職サイトとは違い、扱っている案件がフリーランス・業務委託向けのものとなっています。

ネットから応募するだけでOKですので営業の必要がありません。

おすすめの求人サイトは「Another works」。
Facebook経由で簡単登録ができ、高額案件も豊富です。

職種もエンジニア、マーケター、デザイナー、営業、ライター、広報人事など全職種が対象となっています。

Another worksの登録はこちらからできます。



今ある案件の単価アップを交渉

クラウドソーシングなどでつながった企業と継続的に仕事をできている場合、単価アップに応じてもらえることがあります。

受注している仕事を毎回着実にこなしていれば、企業からの信頼は上がっています。

信頼関係を築けた状態での単価交渉は、飛び込み営業よりも数倍楽に行うことが出来ます。

仕事に全力で真摯に取り組むことが企業との信頼関係に繋がりますので、ひとつひとつ大切にこなしていきましょう。

【営業力レベル2】人脈づくりならできる人向け

続いて、「営業をするのは苦手だけど人に会うのは別に苦痛じゃない」人向け

人脈をつくっておくことで「あっ、そういえばこのジャンルはあの人できるって言ってたな」と仕事の依頼をもらえることがあります。

積極的に取り組んでいきましょう。

セミナー・交流会に参加する

セミナーや交流会に参加して、新たな顧客や案件獲得を狙いましょう。

「デザイナー フリーランス 交流会」や「デザイナー向け セミナー」といった、自分の得意ジャンルから参加してみましょう。

インターネットで調べれば、無料で参加できるものもたくさん出てきます。

しかし、同業種の人脈だけでは仕事の幅が広がらず仕事の取り合いになってしまいます。

慣れてきたら「起業家セミナー」や「フリーランス交流会」のように他ジャンルの人が集まるところへ積極的に出向いてください。

他業種の人があなたと同じように「人材の人脈がほしい」と思って参加する場所ですので、win-winな関係で仕事ができるチャンスです!

営業ではないので、親交を深める目的で参加してくださいね。

友人・元同僚などに仕事内容を話しておく

”紹介”は何よりもてがたい仕事受注方法。
友人や元同僚などあなたに近い人から紹介を受けると高確率で仕事が獲得できます。

紹介者の顔に免じて未経験であることを理解してお仕事をくれる企業もあるので、実績作りにも繋がります。

しかし、万が一トラブルが発生すれば紹介者との関係も悪化してしまうので注意!

トラブルにならないよう、より誠実に取り組みましょう。

SNSを利用して自己PRしておく

名刺代わりといっても過言ではないのがSNSの活用です。

自分がどういう活動をしているのか、活動における実績など逐一発信し続けましょう。
ポートフォリオとして自分の作品もできるだけあげておくのもおすすめです。

その投稿が目について、お仕事をもらえるかもしれません。

また、ブランディングをしてフォロワーの多いアカウントをつくっておけば高単価のお仕事をもらえる可能性もあがります。

仕事の一環として、SNS発信もはじめてみましょう!

何を書けばいいのかわからない場合は、自分が今まで経験してきたことを書いてみてください。
もしくは、今仕事のために取り組んでいることや勉強していることでもOK。

自分のスキルや経験をアウトプットすることが大切です。

関連記事:今更聞けない!?SNSブランディングについて詳しく解説します!

【絵業力レベル3】直接会わなければ営業もできる人向け

最後は、「直接顔を見て話すのはイヤだけど、営業自体に抵抗はない」人向けです。

ハードルはあがりますが、高単価の仕事を受けることが可能になりますので自信がついてきたら挑戦してみてください。

営業メールを送る

企業へ問い合わせ窓口等から直接メールを送る方法です。

「自分のできること」「企業のために役に立てる技術」などを詳しく記載しておきましょう。

テンプレートを置いておきますので活用してみてください。

 

件名:〇〇についてのご提案(■■(個人事業名) ●●(あなたの名前))

◯◯株式会社
△△様

はじめまして。
◯◯(仕事内容)をしております、■■(個人事業名)の●●(名前)と申します。

今回は、貴社が行われております「□□サービス」に関しまして、◯◯分野の業務委託としてお仕事をお手伝いさせていただけないかと思い、メールさせていただきました。

私自身は、◯◯分野において下記実績を持っております。

1.~~~~(月間~~~~)
2.~~~~(リンク~~~)
3. ~~~~(リンク~~~)

ご興味をお持ちいただけましたら、当メールアドレスまでご連絡いただけますと幸いです。

お忙しいところ、お時間いただきありがとうございました。
何卒よろしくお願い申し上げます。

■■(個人事業名) ●●(名前)

営業代行に連絡をしてみる

直接企業への営業は避けたい場合、営業代行会社に交渉してみるのもひとつの手です。

「会社に行くだけ」「メールを送るだけ」「電話をするだけ」という会社や、「成約」までしてくれる会社まで存在します。

あなたが営業にかけることができる予算によって検討してみてください。

 

成果報酬型の企業や一括先払い型などがありますので、いくつかの企業から見積もりをとっておきましょう。

トラブルにならないよう、「どこまで担当してくれるのか」「支払い方法」は必ず事前に確認しておいてくださいね。

大切なのは”信頼関係を築く力”

「フリーランスは営業力が必ず必要だ!」という人もいますが、営業力がなくてもフリーランスになることはできます。

さまざまな方法で仕事を探すことができるので、無理に営業をする必要はありません。

 

フリーランスにとって本当に大切なのは、一度獲得した仕事から次に繋げることができる“信頼関係を築く力”です。

 

継続的にお仕事をもらっていれば、仕事がなくなって困ることはないですよね。

さらに月に1つずつでも仕事が獲得できれば、継続している仕事にプラスされるわけなので収入も増えるでしょう。

定期的に単価交渉もすれば、収入を上げるのはそこまで難しいことではありません。

 

”企業との信頼関係”を築いていれば営業をしなくても、十分に売上をあげることは可能なのです。

まとめ

自分のスタイルで仕事をしやすいフリーランスに魅力的に感じている人も多いはず。

「営業ができない」ことを悲観的になるのではなく、自分に合った方法で仕事を獲得してきましょう。

 

「自分だったらどういう人と仕事をしたいか」ということを常に考えて、
相手にとって心地よいビジネスパートナーになることを心がけてみてくださいね。

 

それでは!